新・駅長日誌

社員旅行の一畑電車で、雲州平田駅の車庫を見せて頂いておりますと…



やはり色々な鉄道部品などが置いてあるワケなんですよ。
パンタグラフの擦り板などは、これから使うやつかも知れないですが、
レールや遮断機の棒などは明らかに廃品でしょうね。

社長曰く「宝の山だ！」。
…しかしレール１本丸ごと貰っても。どぅすればいいのか分かりません。

そう言えば北条鉄道でも、踏切の赤ランプを北条町駅で売ってるのです
が、アレもなかなか売れませんよね。…やはり普通に廃品業者に渡す
方がカネになるのかも知れません。と思うクラ駅長です。

さて、新たな報告です。
先日、久し振りに紀州鉄道を探りに行く事になりまして、まずはソノ往路。
今回も自走旅となりましたのでソコからやる事にしましょう。



奈良から和歌山までは約100kmなのですが、国道24号線やＪＲ和歌山線
に近いルートを走る京奈和自動車も、カナリの区間が開通しました。

しかも大部分の区間が無料で使えます（地図上の赤い線のルート）。
…大阪湾に近い阪和道を通るより、安くて早そうですね。



北宇智駅の回でやった金剛山を正面に見つつ五條市付近からはほぼ
真西に走る感じ？和歌山ジャンクションから阪和道に入って、そのまま
湯浅御坊道路に繋がっています。

…という走り方が一番早くてラクかな。和歌山～御坊で30km程度だろう
から、普段よく行く加西市までと似たような距離ですわ。



従来の国道24号線だと、橋本～和歌山が単調で退屈＆ロードサイド店
の誘惑が多かったのですが、便利になったもんです。

新しい道路は郊外の山手に作られる事が多く、見晴らしもイイですね。
左は和歌山市の市街地と、海南市を分ける低い山脈でしょう。

…という事で休憩を入れつつ３時間弱で御坊駅に到着しました。
よっしー仕切りの「木村鉄道フェスティバル」以来６年ぶりになるかな。



御坊駅はメインがＪＲ西日本ですが、紀州鉄道との共同使用駅です。
しかし切符売場に紀州鉄道の窓口はなく、乗車券も扱いません。

全て車内清算なんですよ。改札で「紀州鉄道に乗る」という旨を告げて、
そのまま通るという極めて原始的なシステムになっておりました。

ではココから久し振りの紀州鉄道、小さな旅に出発します。

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…そんな感じで私は明るいうちに松江に着いたのですが、まさゆきさん
が到着するのは大阪での仕事を終えてからになるという事で、ソレまで
ヒマなんです。



待ってられない（奈良の方言だと待ったららひん）ので、先に始めてしまい
ましたクラ駅長です。…駅前に浜焼きメインの居酒屋さんがありました。

あとは時刻表（ダイヤ改正版となる３月号）の発売日を当日だと勘違い
して（実際は翌24日）、周辺をウロウロしてカナリ遠いイオンモールまで
行ったり。少しは腹ごなしになったかな？

「やくも21号」でまさゆきさんが到着。改めて「社長と混浴出来なかった
ヨシヨシ会」を開催し、翌朝に待ち合わせて集合場所へ向かいます。



…の前に「撮り鉄してみたい」というリクエストがあったので、集合場所
の松江しんじ湖温泉駅を通り越して国道431号線を出雲市方向へ少し。

宍道湖に湖畔に沿って、国道と一畑電車が並走する区間なのですが、
良さげなカーブがあったのでコノ辺？折角なので私も降りて撮ります。
スッキリ晴れてるワケでもなく、光線具合がよく変わるのが面倒ですね。



…一畑電車も歴史のある路線なので、架線柱が廃レールだったりする
んですよね。架線柱が金属って、絶縁は大丈夫なんでしょうか？

程なくして松江方向から最新型の7000系がやってきました。ライトは
ＪＲ西日本の225系と同じ部品なんですかね？そうやってコストダウン
を図るのはイイ事だと思います。

撮りスキルの高いまさゆきさんは「車が入ると嫌だ」と言ってましたが
なかなか避けがたい状況。私はソコまで気にしませんが。そしてこっち
向きだと朝は逆光になるんですが、補正で何とか誤魔化してあります。



日中は１時間に１本の同線ですが、土曜とは言え流石に朝の８時台
なので、10分程して反対方向…出雲市側からの電車が来ました。

遠景で１枚。…そして引き付けて１枚。
東急の中間車を改造した1000系。しまねっこのラッピング車でした。

デハニ50形などの吊掛車を爺さん世代とすると、親世代の京王5000系
も数が減り、南海ズームカーも引退して、一畑電車もすっかり世代交代
した印象ですよね。



という事で朝練のような撮り鉄を終え、松江しんじ湖温泉駅に向かい
ました。…部分参加も連れが居ると、こんな楽しみ方が出来ますよ。

当初は土日に無料開放されてる松江市役所に車を置く予定でしたが、
駅に隣接する駐車場でもパーク＆ライド用に土日は無料で使えると
いう事が判明。近い方がイイので、こっちにしておきます。

…松江市は無料での駐車に困らない町だと再認識ですよ。

ではココで、玉造温泉からバスでやってくる本隊を待つ事にしましょう。

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流れとしてはＪＲ和歌山線の続き、吉野口の次は北宇智なんですが、
やはりココは社員旅行の報告を挟んで行く事に致しますクラ駅長です。

「タクシーもどき」は去年の６月に５回目の車検を了え、車齢11年に
なってるワケですが、バッテリーとタイヤが新品になりましので、常々
ドコか長距離を走りたいと考えてたんですよ。



…社員旅行の２日目のみに参加すると、松江市まで往復する格好に
なります。部屋の方向幕は松江がナイので出雲市にしておきましょう。

今回は仕事のシフトとして22木・24金・25土が休みだったので、初日前
に前日入りしてアタマから参加する事も可能でしたが、ピカチュウ親方
がお休みなのと「やはり老舗旅館が高い！」という事で２日目のみとし、
24金に朝からノンビリ現地へ向かいました。



…交通安全のお守りとして、わんわんお様が同行。
フロントガラスとダッシュボードとの隙間の角度が丁度イイんですよ。

奈良～松江は概ね320km程度。普段よく行く兵庫県加西市は130km
だから2.5倍という感じ？たまの遠出なので、出来る限り高速道路を
走ります。中国自動車道の落合ジャンクションから米子自動車道に
入って日本海側へ抜けるルートが一般的かな？

中国道ってのは、西へ行くほど段々と閑散として行くもんで、往路に
すれば「遠くなるほど走りやすい」印象です。

撮れなかったのですが途中、電光掲示板に「10km先 歩行者注意！」
という表示が出てまして、「ぇ？」と思った瞬間に高速隊のパトカーが
ぶっちぎりで抜いて行きました。

…「高速道路を自動車以外で」は結婚してた頃、妻の祖父も自転車で
ヤラかしましたわ。興味のある方はココから３回分読んで下さい。



米子道は中国山地を越えるため、途中で標高500m以上に達する所も
あるようで、イイお天気だったのが段々と曇りがちになり、場所によって
は雪が残ってるような所もありました。

右は蒜山高原のパーキングエリアですが、結構な雪でしょ？
往路は昼間で気が付かなかったのですが、近くにスキー場もあるので
復路はナイター設備が灯ったゲレンデがキレイに見えましたよ。


終点近くで、山陰の霊峰である大山が
よく見える所があります。

松江や米子方面は車でも何度か来た
事があるのですが、好きなスポットの
一つですよ。今回は概ね当たり。

松江市内に入ったら、先にＬＰスタンド
に寄ってガスを充填しておきましょう。
明日、時間がなくなるとイカンのでね。

…勿論場所は事前に調べてあります。大都市圏以外では大抵、夕方に
閉まるので、時間のある今日のうちに済ませておく算段でした。



明日の集合場所が一畑電車の松江しんじ湖温泉駅なので、ソノ周辺を
下見して、駐車場の見当をつけておきましょう。

近くにある松江市役所は、土日に駐車場を無料開放してるのと、宍道湖
に沿った眺望用のパーキングスペースも、無料で使えます。


時間的に丁度、初日の一畑電車の行程
を終えた一行がココに着く時間だった
ようで、バス乗り場に並んでる本隊の姿
を見かけましたが、空気を読んで声は
掛けない事にしておきます。

という事で私の宿泊先であるＪＲ松江駅
近くまで移動。
ひと休みしたら、先にお土産の買い出し
等を済ませてまさゆきさんを待ちます。

…仕事の都合で泣く泣く初日に参加出来なかったという事で「社長と混浴
出来なかったヨシヨシ会」をやる事になってるんですよ。

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