新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

社員旅行2019冬 片上鉄道Ⅰ-③

2019/03/22(Fri)

近場駅ノート2巡目。…初期でてん登場前の箇所を先に埋めて
しまうべく、新疋田近江塩津に行ってきましたクラ駅長です。

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湖西線も北の方へ行くと編成が短かくなるし、敦賀での接続意外と
イイので18きっぷシーズン特に混むイメージですね。
平日なので駅そのものは双方とも空いてましたが。詳細は後日です。

さて社員旅行ですが、ココで改めて片上鉄道保存会の方から御挨拶
があり、今日のスケジュールを教えて頂きます。

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バスの中で観たDVDにも登場した森岡さん(右)手島さんです。

黒板に書いてあるのは作業ダイヤのようなモノなんですかね?
「702」「312」などの数字が車両番号だというのは何となく分かります
こんな省略の極致で書かれても初心者には難しいですよ。

ともあれ今日は、犬釘打ちの作業車両の塗装2両分という事で、
3つの班分かれて行動します。…社長(木村)居ない班の方が
却って気楽かも知れません。

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私はまず、犬釘打ちの班になりましたので、道具積んだ台車と一緒に
徒歩黄福柵原駅に向かいます。

…途中でも早速「仕事」と言うか、バラストを点検しながら進みます。
尖ってるやつを拾って、一旦は回収するようですね。

説明によると、この軌道も当然に全てが手造りでして、大きな機械
ありませんから、普段から少しずつ地道に直してらっしゃるようです。

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黄福柵原駅の手前には、引込線に入る分岐器があります。基本的
にはホーム側(左)向けたままなのですが、何故かコノ日は右に
向いてた
らしく、切り替える必要がある。

…しかし分岐器レバーまだ接続されていないので、可動部自体
直接手で動かさないとダメなんだそうです。

思いがけずそんな苦労見学させて頂きつつ、黄福柵原駅に到着。

雨合羽ペンキ塗り用に用意して頂いたモノですが、陽が高く
なって暑いので、他の班と交代するまで脱いでおきましょう
今日の私は国鉄の技術制服を着てきました。安全靴も買おうかな。

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という事で、いよいよ今回の犬釘打ちの現場に到着しました。

黄福柵原駅本線を更に先まで約20m延長するという事で、新たに
延ばしたという線路には既に、犬釘軽く仮止めしてあります。
3班あるから工区3つに分け、順番にやって行きましょう。

犬釘を打つ作業は以前にも熊本電鉄でも体験させて頂きましたが、
アレは転がってる枕木疑似的に体験しただけだったでしょ。
保存鉄道とは言え、実際に車両が走る部分の犬釘打ちは初めてです。

1人当たり枕木2本程度、交代でガンガン打ちました。些か浮いてる
部分もありますが、バラストを突き固めたら安定すると思われます。

残り後で体験する皆さんにも残しておかないとね。
 
→次回に続く



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No.4408 木村鉄道業務日誌

社員旅行2019冬 片上鉄道Ⅰ-②

2019/03/21(Thu)

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近所のコンビニで、御当地モノのポテト
チップスとして「加古川かつめし味」
「炙り柿の葉寿司味」が売られてました
ので、つい買ってしまいましたクラ駅長
です。…兵庫と奈良って事ですね。

どっちもホントに「その県を代表する
食い物か?」と言われたら微妙な所
ですが、ソレなりに知名度はある
でしょう。

かつめしデミソースだから、スナック菓子にしても再現は容易
気がしますが、柿の葉寿司は?恐らく粉末のビネガーを使ってて、
ソレなりに酸味がします。

しかし過去にあった「炙り」でナイ柿の葉寿司のやつとどぅ違うのか?
残念ながらソノ差よく分かりませんでした

さて社員旅行ですが、岡山市内バスで出発して、菊ヶ峠保存車を
見た後、吉ヶ原駅のある美咲町に入りました。

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…平行して走るのは吉井川。例の「長船サービスエリア」の横を通り
備前市辺りで瀬戸内海に出る川です。

程なくして特徴ある駅舎吉ヶ原駅に到着しました。…私は4か月
振りぐらいでしょうか?割と見慣れた風景になりましたよ。

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バスを降りたら、迎えて下さった保存会の方に案内されて、まずは
手荷物客車内に置かせて頂きます。
…今日は手前の検修車庫に入ってる青い客車…ホハフ2004ですね。

戦前古い木造客車台枠を使い、鋼製の車体を新造した一派。
国鉄式に言うと60番台「鋼体化改造車」と同じ時代の物らしいです。
現役当時から「片上のブルートレイン」として人気がありました

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…車内で少し「客車の形式記号」について話題になりましたが、国鉄
「ホハフ」と言えば重量22.5t以上 27.5t未満ブレーキつき三等車
という事になります。

「ホ」「ボギー車」に由来するんですが、この範囲の重量だと鋼製車
では無理がありますね。どう見ても「オ」か「ス」級でしょう。
恐らくは片上鉄道独自の振り方で、国鉄の法則とは違うと思われます。

荷物を置いたら更に歩いて、吉ヶ原駅の駅舎へと向かいます。…まさか
正面から来ずこんな方向から訪問するとは思いませんでした

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現役当時客貨両用で使われていたDD13型国鉄のソレと酷似して
ますが、細部が異なるオリジナル発注車です。…動態保存車ですが
私もまだ動いてる所見た事がありません

駅舎に着くとまず、ヘルメットと雨合羽が支給されました。
2日連続ヘルメットですね。何だかエラい事になりそうな予感
ですが、取り敢えずこの恰好で記念写真を撮っておきましょう。

このタイミングで、以前に来た時にお会いした相互応援プロジェクトの
美咲さんともご挨拶が叶いました。2日間、宜しくお願い致します

→次回に続く



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No.4407 木村鉄道業務日誌

社員旅行2019冬 片上鉄道Ⅰ-①

2019/03/20(Wed)

関西新たに設置が確認された駅ノートの1つと言う事で、近江鉄道
日野駅へ描きに行ってきましたクラ駅長です。

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左の切り絵店内に飾ってあったモノですが、SY31系セドリック
タクシーが描かれてるので嬉しくて撮影しました。

…ココには古い駅舎を利用したカフェがあるのですが、1つのお店
「日替わりオーナー」として色んな人が使うと言う、面白いシステムに
なっています。詳細はまた後日ね。

さて社員旅行ですが、2日目からは片上鉄道です。

周知の通り同路線平成3年に廃止となり、現在は終点近くの吉ヶ原駅
を中心に、僅かな範囲ではありますが保存鉄道として、ボランティア
皆さんによる維持が続けられている所ですね。
 
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廃線になった鉄道なのでアクセスは困難であり、岡山から貸切バス
になりました。まぁ予想通りと言いますか、運転免許(または自家用車)
ナイ人個人で行くのは大変ですから、いい機会になると思います。

中鉄バスというのも元は鉄道会社です。現在の津山線・吉備線戦前
まで中国鉄道という会社の路線だったのが、国有化によってバス部門
だけが残ったモノですね。…と当日の運転手さんに教えて頂きました。

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現地まで1時間程度掛かります。車内では、片上鉄道保存会の方から
貸して頂いたDVDを観て、予備知識の勉強会となりました。

…恐らくは地元テレビの情報番組か何かで紹介された時のモノであり、
見た感じとして10年ぐらい前のかな?と推測されます。

そして道路岡山市内から吉ヶ原まで行こうとすると、最短ルート
通るのが菊ヶ峠(きっかとうげ)です。

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ココにあるのがアレですよ。片上鉄道で使われていて、今日も見せて
頂くであろうキハ312号同時期に作られたキハ311号保存車

何か月か前に私は実際に通ってココにある事を確認しております
ので、運転手さんに「もし通るなら徐行して頂けますか?」とお願い
して、川副さんにも話を通しておきました

そしたら「じゃあトイレ休憩にするか」みたいな感じで臨時停車

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たまたまDVDの場面も何故かコノ車両の紹介ピッタリだったので、
社長が大喜びしてました。…(一時的にだろうが)嫌ってる私が提案
した事だとは知らないんでしょうね。

まぁ社長は兎も角、参加者の皆さんソレなりに盛り上がってたので
独断ではありますが実行して良かったと思います。…よく「要らん事
をする」と言われがちですが、たまには役に立つでしょ。

私は以前に来た時一通り見ましたから、黄色い布袋様とピカチュウ
記念写真だけ撮ってOKとしましょう。

そんな感じで無駄にイイお天気の中、バス吉ヶ原へ向けて走ります。

→次回に続く



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No.4406 木村鉄道業務日誌