新・駅長日誌

…そのカラオケの後、加古川から帰る途中に渡辺さんからワザワザ
直電での着信があり、「お誕生日おめでとう」と併せて「借金返すよ」
と連絡を下さいました。

一応は秘密なものの関係者は殆どが知ってる、という状況で渡辺さんは
最近、ご自身にピッタリな職業を見つけられ、ソノ場の人気者として活躍
されてるらしいので、経済的にも余裕が出て来たのでしょう。


最近は運転中の携帯電話も取り締まり
が厳しいので、私は路肩に停まって
電話を受けてたのですが、渡辺さんは
電話がめっちゃ長いのです（最高記録
は夜半過ぎ～明け方）。

いつまで経っても帰れそうにナイので、
「すいませんが…」という事で切り上げて
頂きまして、後日銀行振り込みにて入金
を確認しましたクラ駅長です。

…私は暫く動けないのですが、いつか仕事場の方にもお邪魔したいと
思っておりますので、ソノ時は宜しくお願い致しますね。

さて、去る19日の事ですが、恒例となりました播磨下里お絵描き会に参加
して参りました。…前回は野菜直売所のイベントだったので、お絵描き会
として参加するのは久し振りになります。

お絵描き会に鉄道で行くのは初めてですかね。車で行くだけで非難的
になる面倒くさい人に配慮したワケではなく、帰りに飲酒を伴う寄り道を
考えたからなのですが…。



奈良から播磨下里…要するに粟生までも複数のルートがありますが、
「切符をクレジットカードで買いたい」「出来るだけクロスシート車で」
という変な理由でＪＲにて大阪～加古川経由です。

という事で、最初は11/20付の前説にあったような切符を買ったのです
が、片道100kmは越えるものの、大阪近郊区間なので途中下車は不可
なのです。…すっかり忘れてたと言うかね。早朝から乗変の羽目に
（取り敢えず復路の分を払い戻す感じ）。

粟生で乗り換えたのは久し振りなのですが「ＪＲとの共用駅だから」
という理由で、枕木オーナーのプレートは設置出来ないと聞いてたのに、
見ればしっかり並んでました。…ピカチュウ親方のも間違いなくココに
あったのでしょう。



列車の後方…粟生側には、鶉野飛行場跡地のＰＲのためか、戦闘機
「紫電改」をデザインしたヘッドマークが付いております。…戦争を
美化してはイカンのは承知してますが、何故かコレだけはカッコよく
感じるんですよね。

そんな感じで安定の播磨下里駅です。今回は「一番ラク」という理由で
国鉄技術制服なのですが、見慣れた駅名票がいつもと違う感じです。



北条鉄道では冬場の夜間に途中の各駅を電飾で飾り、イルミネーション
を点灯する催しを毎年開催されてるという事で、その準備が始まってる
感じでした。…実際の運用は12月に入ってからのようですが。

※参考…http://www.hojorailway.jp/topics/event/2017/5025.html


お絵描き会の方は、大海駅長の人脈
なんでしょう。北海道から鹿野もみじ
さんという駅ノート絵師の方がゲスト
で登場。…キャラクターの描き方や、
擬人化キャラの作り方などの講座から
スタートです。

※参考…
https://twitter.com/Bambino_Momiko

…擬人化キャラってのは、私はアタマでは幾らでも思い付くのですが、
絵にする技術が全くありませんので、羨ましい才能だと思います。

北海道の人ってのはおっとりした方が多いのか、関西人の大海駅長の
テンポが早すぎるのか、かみ合わないトークが逆に面白かったです。


そして大海駅長による「駅ノート修復講座」。

駅ノートってのは基本的に管理人のいない
「野良ノート」なるモノ（こんな言葉も初めて知り
ましたが）が大半であり、利用客の扱いが悪い
とノートが破損してたり、卑猥な落書きが続く
等「荒れてる」状態になると鉄道会社によって
撤去されてしまったりするそうで、駅ノートを
描きに回るついでに、ボランティア的に修繕
したりする事も必要なんだとか。

…取り敢えず私の実生活には全く要らない
技術ですが、興味深く拝見させて頂きました。

午前中はコタツのある奥の四畳半で講義を聴いてましたが、人が増えて
きたので私は駅の待合室に移動。

しかし加西市も兵庫県の内陸部にある盆地なので、奈良と似たような
気候風土なんでしょう。冬場に陽が出てないと底冷えする寒さですね。

12月にならないと暖房が入らないのだそうで、段々とツラいのですが、
お絵描き会は更に続きます。

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。