新・駅長日誌

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安平町鉄道資料館 ⑤

2017/10/12(Thu)

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…コレまた少し前に「アパートの駐輪場
が混みすぎて困る」
という話をしましたが
愚痴ってるだけでは解決しないので、
管理会社に連絡して、所有者の不明な
自転車撤去してもらう。という事に
なりました。

まず全部の自転車やバイク警告票
貼って、期日までに外してナイやつは
撤去するという方法を取るようです。

「ドレだけ減るんだろう?」と期待して撤去の日を待ってたのですが、
殆ど変わりがなくてガッカリしましたクラ駅長です。1台程度か?

…要するに数か月動いてナイ、タイヤの空気も抜けて錆びだらけのヤツ
にも所有者は居るという事なんだろうね。

「使わんのなら捨てろ」という事までは流石に言えないようです。
夜中に帰ってきて駐める場所に苦労する生活は、当分続きそうだな。

さて安平町鉄道資料館です。定例公開で車庫から出て来たD51320号
改めて詳しく見てみましょう。

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320号機だからD51型全体の中では前期型の方なんでしょうか?資料
によると昭和14年笠戸工場で製作され、運用は一貫して北海道内
最後の営業列車牽引機として保存が決まっていた241号機火災
遭ったため、ソノ代役なんだそうです。

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標準仕様だから横型の給水温め器が煙突の後ろにあるやつです。
…私は個人的にコレの方が、初期型の「なめくじタイプ」より好き

煙突から煙が出てナイだけで、現役当時さながら磨き上げられて
おりまして、キャブ周りも見事に黒光りしております。

北海道独特タブレットキャッチャーがありますね。コレは後程、
詳しく説明して下さいました。

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足回りは、コレも北海道なのでスノープラウで覆われています。
蒸気機関車ってのは重装備になるほど力強いイメージになりますな。

…また番号が違ってますね。
テレビの取材班の方もコレには気付いたようで、案内の関係者さん
指摘してましたが「まぁ部品の使い回しでしょ。」簡単な返答でした。

名寄のキマロキ編成の時は9600C11のスノープラウが付いてました
から、当時は特に珍しい事ではなかったのかも知れません。
蒸気機関車自転車は、ドレでも大抵の部品が互換出来る。という
のが、私の勝手なイメージでもあります。

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キャブの下には「ATS受信装置」という札がありました。初期型の
地上子に反応する車上端子のようです。

…私は今だに「蒸気機関車にATSが付いてる」という事が不思議なの
ですが、調べると国鉄でも戦前から研究が行われカナリの区間で
実用化されてたようですね。

しかし今日はホントにいいお天気になりました。
最初に見た案内には機関車を外に出す事について「天気の良い定例
開館日には」と但し書きで説明されてましたので、悪天候だったら中止
(又は
屋内見学のみ)だったのかも知れません。

→次回に続く



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No.3882 鉄道保存施設を探る