新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

叡山電車で鞍馬~貴船 ①

2012/06/07(Thu)

初めて行ったトンカツ屋で、料理に付け合せの「山盛りなキャベツ」
そのままで9割方食べ終わった時に、テーブルの隅にドレッシング
用意されてるのを発見したクラ駅長です。…脱力感が半端ありません。

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さて、ある日またふと歩きたい
衝動にかられて
京都の北の方
出かけて参りました。
叡山電車で鞍馬方面です。

出町柳駅から乗ったのは「きらら」なの
ですが、土曜で混んでた上に叡山電車
の駅は全部、ホーム がギリギリの長さ
しかナイ
ので、外観写真はナシね。


「混んでるなぁ…ココしかスペースないわ。」って風を装って「かぶりつき」

20120607a.JPG叡山電車というのは、電車の止め方
つまりブレーキの使い方が、他所で
見た事のない独特な手順なんですよ。

自動車のエンジンブレーキに相当
する電気制動で、ギリギリまで速度を
落として、実際の真空ブレーキ
止まる直前にちょっと使うだけ

…ウワサには聞いてましたが、
実際に見たのは初めて。

どうなんでしょ。編成が短くて全体重量が軽いから出来る技なのか?
まぁ圧縮空気も多用しないし、回生車だったら電力節減にもなるって事?

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…そんな感じで終点の鞍馬駅に到着です。
その昔、牛若丸(源義経)天狗に剣術を教えて貰ったと言う鞍馬山か。
所で「鞍馬 山の天狗」と「鞍馬天狗」はどう違うのさ?
…あ、このネタは前にもやったな。

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鞍馬山には、もう一つ鉄道に関して
興味深いモノ
がありますね。

お寺が経営してるケーブルカー

山門を入った境内…
どう見ても「お守りとか売ってる休憩場」
にしか見えない建物の中に駅があります
…子供の頃に見たのと変わってますよ。


今回は「歩くのが目的」なので乗りませんでした。写真もねぇ…
先述のような環境なので、乗りもしないのに撮るのはどうも憚られて…。
そもそも小さなケーブルカーなので容量がなく、お寺側としても大量に
乗られると困るらしい?
「できるだけお歩き下さい」とか書いてあるし。

そう言えば、出町柳駅も観光シーズンは大変なんだそうです。
7両・8両で次々と着く京阪電車と、小さくて間隔も開いてる叡電とでは
キャパが違いすぎるんですよ。
だから「鞍馬の火祭り」は積極的に宣伝を行わず、駅の連絡通路を
ワザと細くして調整
てるんだと聞いた事があります。…うーむ。

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…さて実際に歩いてみると、当日は4月の半ばだったんですが、
寒椿がそろそろ散り始め、標高の関係で桜は意外と満開
なかなかイイ季節に当たりましたねぇ。秋の紅葉シーズンにも、
また違った風情が楽しめますが。

では山頂の本堂を越えて、反対側へ降りてみましょう。

No.1929 駅長が見た風景