新・駅長日誌

…前回で必死こいて直したホイールキャップですが、実の所ソレ以外に
オートバックスで安物の汎用品を買ってきましたクラ駅長です。



コレを機会に純正品は「よそ行き」という事で保存して、イベント事のみ
の使用とし、普段は右の安いやつを使います。

…田舎の中古タクシーでよく見るタイプですね。ますます無駄にソレらしく
なってしまいましたが。コレでハゲを気にせず洗車機が通せるわ。

さて新たな報告です。岡山から帰って以降、閑散期でどうも日々の売上
が思うように伸びず、遠出をするほどの給料も出てナイもんで、たまには
近場のネタという事で、生駒山のケーブルカーなんぞに行ってみました。

…こんな所はもぅ、５歳ぐらいの時に乗り潰しが完了してるのですが、
私にとっては身近でも、全国的には詳しく知らない人も多いでしょうし
ワザワザ紹介するに見合うだけの価値のある路線なのです。



という事でイイお天気の平日に出掛けてきました。近鉄奈良線を生駒で
降り、生駒ケーブル（生駒鋼索線）に乗り換えです。
…道路を挟んで向かいにある駅は鳥居前駅といい、別の駅です。



ケーブルカーという特殊性もあってか、運賃は他の路線と合算されず
ココだけ個別に支払う事になるんですね。ＩＣカードの類も使えません。

路線図を見て分かるように、まず１つ目の宝山寺駅で乗り換えるという
格好になるんですよ。…コレが珍しい点その①です。

宝山寺までが「宝山寺線」、ソレより上が「山上線」と区別します。
で山上線には途中駅が２箇所…。はい珍しい点その②。

…私はケーブルカーも全国の路線を乗り潰しましたが、神奈川県の
大山ケーブルは確か、中間地点に駅がありましたね。…この場合は
２箇所だから、中間地点から上下に等距離の場所という事になるのか。




ともあれ切符を買って乗り場に向かいます。
すっかり有名になりましたが宝山寺線にはわんこタイプの「ブル」と
にゃんこタイプの「ミケ」という２両の動物型車両が居ます。

…はい珍しい点その③、車両がフザけている。
似たような所で別府のラクテンチもそんな感じでしたよね。

そんな感じで、まずは宝山寺行きに乗るのですが、生駒山は山頂に
遊園地があるだけでなく、宝山寺は「生駒聖天」として関西地区の
繁盛祈願のお寺でもあり、山の上には住宅地もあるので、本数も多く
カナリ遅くまで運転されています。



ケーブルカーだから、２台の車両が交互に行き来するワケで…まず
ブルの方が待っておりました。…つまりすれ違うのがミケという事だな。

ソレにしてもエラい事になってますね。目は一応、ゴーグルか何か？
ともあれ、このブルちゃんに乗って宝山寺を目指します。

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…帰ってきましたクラ駅長です。
山口県の２日目は、新下関から仙崎まで「みすゞ潮彩号」に乗りました。



関西から見ても山陰本線の「奥地」にあたる区間なので滅多に来ない
所なんですが、山間の盆地と海岸沿いを走る「日本の原風景」みたいな
車窓に、趣向を凝らした観光列車が絡まった楽しい１日でしたよ。

…一昨日の「やまぐち号」と併せて、詳細はまた後日にご紹介致します。


さて北海道ですが、２日目の午後は恵庭の
サッポロビール北海道工場を見学した後、
宿泊地である札幌市へ到着しました。

…札幌の市電は長らく「あと一区画」みたいな
所だけが離れてるイビツな路線形状でしたが、
去年の12月に、ソノすすきの～西四丁目の間の
約500mが開通し、路線が一周つながって
環状運転をするようになりました。

…「その繋がった部分」を乗り潰しに来た
ワケでして、札幌駅から地下鉄南北線に乗り、
西四丁目電停に近い大通駅で下車します。



駅と言うか電停を見回したのですが、毎度の如く手軽に撮れる駅名標
が見当たらず、路線図で代用します。位置も分かりやすいでしょ？

…札幌らしい丸っこい電車がやって来ました。「循環」の行先表示が
斬新に感じますね。そしてすすきの方面に向けて発車です。



2015年に開通と言う事で、日本で一番新しい路面電車の線路という
事になるでしょうか？路線区分も変わって「都心線」と言うそうな。

基本的に路面電車の軌道と言うのは、道路の真ん中に分離帯のように
存在するモノだと思うのですが、ココは歩道寄りにあるんですよ。
コレまた斬新！…さぞかし大変な工事だったと思います。

しかしコレ、迂闊に路上駐車も出来ませんね。秩序維持にも役立つ？



車外の行先表示器は電光方式に変わったものの、古い電車なので
方向幕の対照表が残っていました。…勿論「循環」は入ってません。

そんな感じで途中に狸小路という電停がありますが、程なくしてすすきの
に到着。札幌市電、そして私鉄路線の全線完乗を防衛しましたよ。



路線は環状化したものの、すすきの電停から既存の路線の方向を
見ると、折り返し運転用の引込線が残っています。

…と言うか、新規開業した区間の道路は、何かのイベントがあると
通行が規制される事が多く、ソノ場合は路面電車も運休して今までの
ような折り返し運転になってしまうそうな。

何だか繋げた意味よりもイベントの方が重視されてるようで、奇妙な
ハナシだなと思いましたが。

ともあれ北海道の２日目はコレで予定完了。明日はまず旭川から
道央方面に向かいます。

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…そのハイブリッド車というモノですが、
やはり新しい車なので、色んな装備が
無駄に付いてまして、エネルギーの流れ
が見れるモニターの機能もあったりする
んですよ。

下り坂ではタイヤの転がりで発電して、
バッテリーを充電するんだそうな。
電車の回生ブレーキと同じですよね。
コレがちょっと面白いクラ駅長です。


さて仙台市営地下鉄の東西線ですが、片道約30分の乗り鉄を終えて
西側の終点である八木山動物公園に到着しました。



…ココは地下鉄の駅としては、日本一の高さの場所にあるんだそうです。
そう、社員旅行のバスガイドさんが言ってたアレですよ。

しかしよく考えたら、八木山ってのは仙台市の郊外にあって、線路は
一旦地上へ出てるワケですから、純粋に町の地下というよりは山の中腹
の斜面からトンネルで突っ込んだ先。という事になるんでしょうね。



でソノ八木山の上に、動物園や「ベニーランド」という遊園地があるって
事になります。…だからコンコースからエレベーターで５階に上がった所
がソノ入口と言う、ちょっと珍しい駅構造になってました。

…そんな感じでエレベーターに乗ります。
建物の屋上は「八木山てっぺん広場」という展望台でもあるのですが…



寒いったらありゃしません！途中で見た地上区間で、カナリの積雪である
事は分かってましたが、イザ降りてみるとまた違うわ。

そして動物園ですが、妙に消極的な開け方をしてるなあと思ったら…



見事に月曜日に当たったので休園しておりました。…まぁ開いてた所で
入ったかどうか謎ですが。オブジェも雪で埋もれてますね。


折角だから、雪化粧した仙台市の風景
ぐらいは見て帰る事にしましょう。

ついでに言うと、遊園地も冬季の
長期休業の最中だったようです。
…コレは私も前の仕事でよくあった事。

実の所、今回の乗り鉄は最初は12月の
アタマ…開業直後に来る筈だったん
ですよね。

急遽「社長の全国制覇」が入ったもんで、コノ時期に延期したのですが、
12月だったら、そんなに雪だらけじゃなかったかも知れません。

という事で、新規開業の仙台市営地下鉄の東西線を補足出来ました。
車が置いてある荒井駅に戻ったら、次は松島方面へと向かいます。

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