観光列車「あめつち」 ①
2019/02/27(Wed)
…奇しくも前回に鳥取へ来た時の事
ですが、入った飲み屋で山陰限定と
思しき松葉ガニのラベルが付いた
瓶ビールが出て来たのですが、地元
の奈良にもコノような物がありました。
来年の東京オリンピックに向けての
物のようですが、奈良から何すんの?
…てか県名と地図のシルエットを変え
れば何でもアリじゃないですか。
お上の思惑はよく分かりませんが私個人としては、オリンピックが来た
所で、電車や道路は混むだろうし外国人は増えるし、デメリットの方が
多く目に付いて単純に喜べない気がしますクラ駅長です。
さて山陰です。出雲市駅でひと休みして、いよいよ観光列車「あめつち」
に乗りましょう。…例によって改札口で入線時刻を訊いてみますと。
発車が13:41なので30分前ぐらいだったんですが「もう入ってますよ」と。
往路の便が着いた後、特に基地へ引き上げたりせず簡単に掃除する
程度なのかも知れません。…コレは意外ですが嬉しい話です。
ゆっくり写真が撮れるし、早く車内に入れるなら寒さも防げるじゃない。
ホームのベンチスペースにも「あめつち」PRのイラストが入ってました。
…元の車両は各地のローカル線で見慣れたキハ47ですが、ソレを
観光列車に改造するのもすっかり当たり前になった気がします。
「あめつち」を漢字表記にすると「天地」。…各種の古代神話が残る
山陰地方に因んだネーミングでしょう。貫通扉には地味なのか派手
なのか分からんエンブレムが鎮座しておりました。
方向幕部分は埋めて、ココにもエンブレムですね。…古代の女王の冠
とか、そんな風にも見えなくはナイ感じでしょうか?
車番はキロ47の7005と7006。…はい、グリーン車です。番号としては
「みすゞ潮彩→○○のはなし」の7003と7004からの続きなんでしょう。
車両をグリーン車にするか種別を特急にするか(「あめつち」は快速)、
どっちが儲かるのか知りませんが、ソノ判断基準はドコにあるのか?
車両も走り方も多種多様すぎて境界が全く分かりません。
と、ココまで撮ってたら車掌さん(若い女性)が記念写真用のボードを
持ってきて「お撮りしましょうか?」という事なので一枚所望。
…しかしこう言うのは走ってる時に車内でやるもんではナイのか?
気が付くとあと10分で発車という時刻になってました。
ソレにしては客の集まりが悪い。例えば途中の玉造温泉や松江辺り
から団体が乗るのかも知れず、先述の車掌さんに訊ねたら「ソレほど
混まないと思いますよ」との事でした。…ぇ、そうなの?
ともあれ中に入って、空いてるうちに車内の様子も撮っておきましょう。
…グリーン車なのにボタンを押してドアを開けるのか。
私の席は2号車です。「2」という数字にウサギとサメがあしらってある
のは、白兎海岸のお話に因んだモノでしょう。芸が細かい。
※→次回に続く
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No.4385 乗り鉄日誌>JR西日本