新・駅長日誌

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三河線廃止区間(海側)を探る ⑨

2019/01/19(Sat)

片上鉄道の保存車(菊ヶ峠のキハ311)を見終えて、元の路線沿いに
和気駅の近くまで帰ってきたら、コノような車両店舗がありました。

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ヨ6000型と思しき車掌車2両を青く塗って、その名も「北斗星」

見た感じ、整体やエステのお店のようですね。
飲食店なら洒落で入ってみるのも一興なのですが、飛び込みで整体
ってのも私には敷居が高くて断念してしまいましたクラ駅長です。

…例えば先生が鉄ヲタで「んー、ココは武蔵小杉の朝ラッシュみたいに
凝ってるね
」とかそんな診断だと面白かったりするのですが、違う?
(※あくまで例えなので、武蔵小杉に関する蘊蓄は要りません。)

さて三河線の海側の廃線区間ですが、線路跡は徐々に東の方向
進路を変えていきます。

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…そのまま行くと三河湾突っ込んでしまうからなのですが、曲がり
かけた所にあるのが松木島という駅の跡途中駅としてはココが最後
になりますね。

駅前の道路から駅舎に向かうスロープホーム残ってました
ココを過ぎると徐々に上り勾配になり…

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付近のお家を見下ろすぐらいの高さになった所で川に出ました
地図で見ると矢作古川という名前が付いてます。

…さっき碧南市から西尾市にら入る所で越えてきたのが矢作川だから、
恐らくはこっちが元のルートで…調べると向こうが治水事業として江戸
時代
進路を変えた結果なんだそうです。

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こちらも結構な幅の川です。まだバラストが残る廃線跡は、ココから
垂直に川を越えてたようで、堤防の下にはソノ名残りなのか、縁が
凹んでる部分がありました。

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折角なので上流にある道路橋を迂回して、反対側に来てみました。
…今は双方とも西尾市ですが、2011年までは矢作古川を境に一色町
吉良町に分かれてた所で、こっち側吉良町になります。

こちら側は人家の少ない田んぼの中築堤が続いて、下り勾配で地上
へ降ります。で ソノ上に載ってるのが、大量のソーラーパネルです。

宮崎へ行った時は、かつてのリニア実験線高架跡の上にコレ
が並んでてビックリしたもんですが、今では珍しくなくなりました

こちらも海に近い温暖な土地でしょうから、太陽光発電には向いてる
かも知れませんね。

→次回に続く



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No.4346 鉄道廃線跡を探る