新・駅長日誌

…新年明けましておめでとうございますクラ駅長です。

私は元から正月に対する観念が薄く、仕事のシフトも祝日や曜日を無視
した流れなので、たまたま休みではありますが普段の休日と似たような
扱いで淡々と進めて行きます。

ちなみに今日も、これから愛知県へ描きに行ってきます。…去年は６月
からではありますが、ホントに駅ノートに終始した１年でしたね。

さて鳥取県です。智頭急行線の駅ノートを２箇所描いた日は鳥取市に
宿泊し、翌朝はまず若桜鉄道の隼駅にやってきました。



…自分の乗り鉄とは別に、木村鉄道でも（私は）２度訪れている、割と
縁の深い駅なんですが、やはり昭和のローカル線の雰囲気を残す木造
の駅舎が特徴的な駅でしょう。

こちらも元は国鉄若桜線ですが、第三セクター移管後もほぼ変わらず
使われてる感じです。



国鉄の気動車…ぃゃC12ぐらいの小型機関車が牽く客車列車が似合い
そうな風景ですね。

そして「隼」という駅名から、スズキの同名の高級バイク「隼」に乗る
ライダーさんたちの聖地として有名な駅です。

…私が最初に訪問した時も、隼オーナーのライダーさんたちが集まる
大規模なイベントに社長が呼ばれたからだったのですが、社員旅行で
訪れた時も実車で来られた方のが１台あって、社長が脚も届かない
クセに無理を言って跨がせて貰った事がありましたよね。




平日の早朝とあって、流石に「隼で隼駅を目指してきた」ライダーさん
には出会いませんでした。ソノ代わり、駅舎内にはイベントの記念写真
などが沢山あって…ぇ、掲示物が全くありませんけど。

ホントはお休みらしいのですが、駅を管理されてるボランティアの方が
来られてましたので、事情を伺ってみました。…隼駅は今後、水戸岡
鋭治氏のプロデュースによって改装工事が為されるのだそうな。

ソレの準備のため、掲示物の類は一旦、町役場に移されたとの事です。

…しかしまた水戸岡デザイン？コノ人の共通したデザインコンセプトに
「木の風合いを活かした暖かみのあるナントカ」ってのがありますが、
隼駅のナリを考えるに、そのままでも充分ではナイのかと。



ついでの事に、事務室内に保管されてる駅ノートのバックナンバーを
見せて頂きました（基本的に最新版のみ待合室に出してあります）。

やはりバイクネタが多く見られますね。そうか、隼のぶをさんは自分の
ハンドルネームとも共通するワケだな。

大海駅長が描いた電気機関車と客車の保存車も、形式プレートなど
が全て外された状態でした。…コレも改装に伴う準備なのでしょうが、
嫌な予感しかしないのは何故なのか？



私のは、時間の節約と万一の混雑を考慮して事前に用意してきました。
毎度の如く、のろとてんが列車名の「はやぶさ」でボケた所にぱのが
バイクの実物です。新車の希望小売価格は150万円ほどだそうな。

バイクを１台がっつり描写するとか、最初で最後かも知れません。
ヘルメットも猫耳対応です。てか人間用でもこんなの売ってるよな？

…しかし脚は届くのか？もしぱのを完全に擬人化した場合、身体の
各所のサイズは社長と同じになる（と言う設定に決めた）ので、身長は
153cm程度でしょう。やっぱり無理です。

珍しくのろがツッコミに転じてしまいました。

そんな感じで隼駅のノートも無事にクリアです。ココからは帰路の旅
ですが、折角なので保存車両を幾つか、寄り道して帰る事にします。

※→次回に続く

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