マイントピア別子 ⑤
2018/12/21(Fri)
夏の終わりに線路のバラストの隙間
から発芽して、播磨下里駅の花壇に
植え替えたスイカの芽ですが、気が
付いたら周囲の葉ボタンがカナリ
育ってしまい、よく分からなくなって
しまいました。
…季節的に無理がある所に加えて
コレでは栄養も日光も行き届かない
ような気がしますクラ駅長です。
来年は夏に食った種を残しておいて再来年の春に撒くとか、長期的な
計画でやった方がいいかも知れません。
さてマイントピア別子ですが、続けて観光坑道の中を見て行きましょう。
…江戸時代から採掘が始まった別子銅山も、明治に入ると鉱山鉄道が
敷かれ、近代的な設備が増えて行く事になります。
恐らくはソノ当時の上部鉄道をイメージして作られたであろうジオラマ
がありました。あくまでイメージでしょうから、ソレらしい山地の風景を
列車がエンドレスで走り回ってます。
下部鉄道と上部鉄道の間はカナリの高低差があり、その部分は索道
(ロープウェイ)で荷物を運んでたそうな。
…最初に建設資材や機関車を上げるのが一番大変だったでしょうね。
鉄道に特化した展示が少ないので、残りは「お遊び」的な部分になり
ますが、以前に社長が行ってブログで大笑いしてたのがコレ。地下
1,000mまで下るエレベーターってのがありました。
地下1,000mまで行く割に、単なる掃除道具入れみたいな扉で、開閉
は何と手動式!…しかも安全装置は「絶対に入らないで下さい」という
注意書きしかありません。何とも胡散臭い代物です。
…実際に乗って時計を見てたら、およそ45秒で地下1,000mに到着
しました。つまり分速に直すと約1,333m/分という事になります。
調べてみると東京スカイツリーのエレベーターは約600m/分らしいので、
倍以上の速さという事になりますか。
…よく知りませんが宇宙飛行士の特訓とか、そんなレベルじゃないの?
で、1,000mも地下に潜った筈が、帰りはゴンドラに乗って更に下へ
下るという謎の構造。コレ、どうなってんのさ?
…タネ明かしをすると、エレベーターは実際は2m程度昇ってたらしい
のです。窓から見える景色(っても地層だけ)が下から上へ移動する
から、乗ってる者は錯覚する仕組みなんでしょう。
ぁ、ゴンドラ壊れてるんですか?じゃあ階段で降りないと仕方ないね。
てか地下1,000mまで何しに来たのかが最大の謎でした。
そんな感じで最後は些か遊んでしまいましたが、マイントピア別子の
見学を終えたら、2泊3日の愛媛県の報告はココまでになります。
色々と挟んだから時間が掛かりましたね。長く引っ張れて何よりです。
以下さらにおまけ。徳島まで来た所で、やはり疲れたので帰りは船を
を挟む事にして、和歌山行きのフェリーに乗ります。
…淡路島の南側、紀伊水道を通って和歌山~徳島を約2時間で走る
航路は、全国的にはマイナーかも知れませんが関西では割と知られた
抜け道みたいなモノなんですよ。
コレに関しては次回、徳島県の駅ノートを描きに行く時にも使う予定に
してますので、詳しくは改めてやりたいと思います。
では次回、関西で残ってる京都府は丹後地方の駅ノートに行きますよ。
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No.4317 駅長が見た風景