新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

近鉄伊賀線で西名張へ? ②

2018/02/14(Wed)

播磨下里まで車で行く場合、いつも奈良暗いうち(朝6時過ぎとか)に
出て現地へ向かい、中国道の加西インターを降りてから洗車する習慣
になってるのですが…

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前回はガソリンスタンドの洗車機悉く凍結しておりまして、往生しました
クラ駅長です。

加西地方兵庫県では内陸部の盆地であり、奈良より標高も高い
でしょうか?雪こそ少ないものの、冬場の冷え込み厳しいですね。

さて近鉄伊賀線廃線跡ですが、スタート地点の伊賀神戸駅を出て、
まずは北西方向へと向かいます。

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過去の資料だと、保線基地の端っこから田んぼの畦道を通って廃線跡
を歩く事が出来たようですが、地形が変わったのか草に埋もれたのか
ソコまで辿り着く事が出来ませんでした。

その代わり、新しい道路が造られてるようで、ソレを通って現在の近鉄
大阪線
に近い場所まで行く事にしましょう。…まだ正式には開通前
ようで、車は入れないようにガードしてあります。

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…正確には左の画像の地点からが廃線跡という事になりますが、ココで
すぐに近鉄大阪線下をくぐります

基本的に鉄道の交差地点というのは、先に出来た方が地表後から
方が高架だったり地下だったりするワケで、伊賀線の開通大阪線より
8年早い事の証拠がココに表れてますね。

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交差地点後の時代コンクリートなどで改修されたようですが、築堤
基本的に石積みである事が分かります。

…そして高架下を抜けると、盆地の田園風景が広がりました。
ココまで特に車止めなどはナイので、軽トラック程度なら入れる模様。
轍も残ってるから実際に農作業で入る人が居るんでしょう。

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畦道ちょっとした橋明らかに枕木だったりするのは、やはり廃線跡
ならではの光景ですね。

そして現在の近鉄大阪線は、私らが子供の頃よりは本数が減ったとは
言え、まだまだ特急街道の感じなので、頻繁特急電車が通ります。

伊賀線の廃線跡は、ココから大きく南へカーブして、山裾を通るルート
になっていくようですが、恐らくココから美旗新田駅跡までの区間が
一番の難所となる予想。どうなります事やら?



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No.4007 鉄道廃線跡を探る