新・駅長日誌

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東信貴鋼索線 ⑤

2018/01/20(Sat)

父親が亡くなり、その事後処理も一段落したとは言え、なかなか遠方
は行けない
クラ駅長です。…そっちの準備が出来てませんのでね。
旅に出るというと大抵は2か月ぐらい前から計画する。)

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なのでまた近場ですが、JR和歌山線五条駅から西吉野方面へ向かう
五新線の跡地を探ってきました。

跡地というか未生成線バス専用道路になってたモノが、更にバスの
廃止廃線跡になったという稀有な物件です。詳細は後日ね。

さて東信貴鋼索線ですが、桜並木のトンネル(季節的にハズレですが)
を抜けて上り階段を上がると、車道に出ました。

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ハイキングコースとしてはココで終了(又はココからスタート)のようです。
…目の前に学校らしき建物が見えますね。

奈良県立西和清陵高校と言います。…私の記憶ではココにあったのは
同じ奈良県立ですが信貴ケ丘高校というのじゃなかったかな?

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開校1986年…私が高校に入学する2年前だから、当時としては最新
新設校でした。この頃は生徒数が多くて学校も増やす傾向だったん
ですよ(人気の学校は競争率が高くて受験とか大変だったな)。

ソレが近年の少子化で、2004年に少し南にある上牧高校と合併して、
現在の名前になったようですね。

…上記の通り信貴ケ丘高校開校1986年だから、東信貴鋼索線
廃止3年後という事になります。

廃線跡はこの学校の校内を突っ切って行く格好になり、尚且つケーブル
カー上下交換地点がこの校門付近にあった事になるようです。

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…流石に知らない学校敷地内無断で入るワケにも行かず、入った
所で恐らく土地の高低差が出来てるから、そのまま出れる保証はあり
ません
。ココは迂回して道路を下る事にしましょう。

電柱と電話ボックス垂直だとすれば、道路の傾斜の程度が分かると
思います。…ケーブルカーにしてはユルいか?斜面の下半分の事だし、
道路化の時に曲線を付けて緩和されたフシもありますね。

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このカーブから先が、廃線跡に戻る感じでしょう。過ぎると真下に終点の
信貴山下駅
が見えました。…ケーブルカーだから一直線ですね。
距離にしたら1km足らずかな?実際に生徒さんが歩いてるのが見えます。

バスも走ってるようですが、高校生の体力なら怪我病気ない限り
コノ程度は毎日歩いても平気でしょう。
という事で、間もなく廃線跡巡り終点信貴山下駅に到着です。



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No.3982 鉄道廃線跡を探る