新・駅長日誌

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別府鉄道を探る ④

2017/09/23(Sat)

カナリ遅めの夏休み…ってか秋休み?で、暫く毎年恒例の北海道
の旅
です。本日は札幌市白石区よりお送りしておりますクラ駅長です。

乗り潰しに関しては終了しておりますので、保存施設巡りがメインです。
…去年は台風直撃予定の変更を余儀なくされ、見れなかった所も
ありますので、そのリベンジ的な意味合いが大きいのですが。

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昨日はまず、安平町(勇払郡…追分駅近く)にある鉄道資料館を見学
してきました。お天気も良く珍しいネタも沢山仕入れる事が出来ました
ので、初日からナカナカ調子がイイですよ。

さて別府鉄道を探る旅ですが、オポナカ遺跡の資料館の裏に保存車両
があるという事なので見に行ってみましょう。

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…看板には「別府鉄道のりば」とありますが、勿論車両は動きません
ココにあるのは小型のディーゼル機関車客車1両ずつです。

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説明書きを読んでみるに…殆ど工業地帯のイメージだった別府港付近
も昔は海水浴客で賑わう場所だったらしいですね。

繰り返しになりますが土山線は殆どが貨物メインの路線でした。
そもそも別府付近には山陽電鉄も走っており、通勤通学には明らかに
そっちの方が便利でしょう。

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機関車はDC302号昭和28年製だそうで、3軸の動輪ロッドで連結
されたスタイルでした。

…キレイに塗装されており銘板関係新しく作られたモノのようです
オリジナルは資料館の展示スペース内にあったヤツか?)。

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客車はハフ5号。…今時、と言うか別府鉄道の最末期でも珍しかった
であろう2軸の客車です。

客車ではありますが、貨物列車のオマケに連結して緩急車の代用
として使ってて、ソレに「ついで」としてお客を乗せてるような状況だった
らしいですね。

という事で、前回から引っ張りました「ガッタン姉妹」ですが、別府鉄道
保存車両萌えキャラ化した妖精ちゃんたちなのです。
https://twitter.com/GATTAN_Sisters

「鉄道擬人化」というのは他所でも見かけますが、保存車両でソレが
意思(最低限ツイッターのアカウント)を持ってるというのは珍しい話
ではナイでしょうか?

3人姉妹のうち、DC302+ハフ5に相当するのが三女ミニオちゃん

ぃゃ、播磨町の人はホントに何でも萌えキャラ化してしまうのね。
昨今の情勢として、流行りを読んだ上手い戦略だと思いますよ。

ハフ5号車内に入る事が出来るので、引き続き見学してみましょう。



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No.3863 鉄道廃線跡を探る