新・駅長日誌

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蒸気機関車の運転に関する問題

2017/08/17(Thu)

ココらで一回、模型鉄の報告を挟むのですが、やはり私は模型でしか
再現出来ない昭和の風景に憧れてますので、当初から蒸気機関車
導入する事にしておりましたクラ駅長です。

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…追々車種は増やしていく積りですが、まずはC57型でしょう。

現実の天王寺鉄道管理局では関西本線などの幹線旅客列車がC57
貨物列車がD51奈良線&桜井線などの支線では両用でC58のケース
が多かったと聞きますもんで。

と、オハ35系辺りの客車です。中古品の寄合所帯なので、メーカーも
形状も混在してますが、ソノ方がリアルな気もしますよ。

という事で早速に試運転を開始したワケなんですが、問題がまず

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カーブからすぐに駅のホームになってる箇所で、機関車の前部左側
ステップがぶつかるんですよ。

周知の通り、鉄道模型というのは(造り方にもよりますが)実際の線路
よりカーブの半径が小さく車両の台車もソレに合わせて現実にはあり
得ない角度まで曲がる
もんで、このような事例が発生します。

…コレはもぅ、ホーム側目立たない程度に削るしかナイでしょうね。
そして次からレイアウトを作る場合、コノ点に留意する必要があります。

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続いて2点目勾配に弱い!
ぃゃ、蒸気機関車が非力だというのは
現実世界では当たり前ですが、ソコ
までリアルに作らなくてもイイでしょう。

単機の試運転だと問題無かったのが、
客車を4両
牽くと空転しまくり

車両の構造として一般的な電車より
部品が多くて重いからなのかな。

そんなにキツい坂にした積りはナイのですが、手前から加速して弾みを
付けないと登りません!

…将来的にスイッチバックとループを入れた非電化路線のレイアウトも
やりたいのですが、先が思いやられると言うか…逆に補機必須にしたら
リアルかも知れませんけどね。

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はい3点目
C57型ってのは、3軸の動輪の前に
2軸の先輪が付いています。

現実にはコノ先輪が、分岐器の通過時
などにスムーズな動きを促すモノなの
ですが、模型として走らせてみると
困った事が起こるとは気が付きません
でしたよ。
見た目には独特の優雅さなのですが。

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勾配を登り切った所の線路の継ぎ目で、先輪が浮くんです。だから
このまま行くと高確率で脱線するという羽目に…。コレは困った。

現実には線路水平方向にも曲げて勾配を緩和するんでしょうが、
コレは後から修正するのは不可能なので、ヤスリで削って継ぎ目の
違和感を少なくする事で何とか解決

…なかなか前途多難ですが、コノ手の事なら「問題を吹っ掛けられる」
というのも楽しいハナシだったりするので、いい頭の使い方でしたわ。

では次回予告
以前から気になってた、北陸本線の旧線敦賀~今庄北陸トンネル
が出来る前の区間を走ってきましたので、ソノ報告です。

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夜勤のヒマな時にカーナビで検索してみると、当時とほぼ同じルート
車道として残ってるという事が判明しました。コレは面白そう

…世の中には色んな意見がありますが、鉄ヲタ車を使えると探求の
幅が広がるってのは事実だと思うので、私はコノ姿勢を続けますよ。



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