社員旅行2017夏 ⑧
2017/07/06(Thu)
…現在のアパートに引っ越して2年半、
使ってる洗濯ばさみに、そろそろ経年
劣化でリタイアする物が出てきました。
単品のソレではなく、靴下などを吊るす
ハンガーに付属しているモノなんですが、
コレは毎日直射日光に当たるもんで、
やはり他より早く痛むようです。
物の「寿命」を感じる瞬間ですよね。
予備があるので、古いモノには印を付けて(色褪せで分かるんだけど)
割れたら取り換えるようにしておりますクラ駅長です。…先日のトンネル
ウォークで見た「痛んだ枕木に○印」に通じるモノが…ぇ、全然ない?
さて由利高原鉄道ですが、再び矢島駅に戻ってきました。ココからは
次の体験企画である「スジ引き体験」へと移ります。
駅の2階に催し物に使えるホールがあり、ココを貸して頂くようです。
…車椅子でも登りやすいように、長いスロープが建物の壁に沿って
ぐるっと一周してる構造になってました。
目立つ位置に、地元の子供さんが作ったであろう車両のアート(貼り絵
か?)がありますね。 こういう地域密着は、見てて楽しいモノですな。
…ソノ前に、やはり目が行くのが鉄道模型のジオラマです。当然に同社
の路線をイメージしてあるのでしょう。 鉄コレで第三セクターの車両も
充実して(ブームは去った感じだけど)ますからね。
鳥海山ろく線は盲腸線ですが、見えにくい奥で線路をつなげてエンドレス
が組んでありました。 …こういうレイアウトもアリだな。と感心。
そして部屋の一角が、ミニ資料館の
ような状態になっております。 …一般
に公開してる様子もナイのですが。
古い鉄道電話がありますね。 コレだと
インターホンのように1組でしか通話
出来ないか、交換台を介して繋いで
貰うスタイルかになるのでしょう。
このハンドルは確か、相手方に合図を
送るための発電機だった筈です。
…アレコレ見てるうちに春田社長の準備が出来たようなので、着席して
まずは講義を聴きます。
…ウチのブログはある程度「鉄ヲタ向け」だと思うので、ダイヤグラム
自体の説明は省きますが、 まず「現行ダイヤ」1枚と「改正ダイヤ案」
という、完全な白紙状態のが1枚、用意されてました。
現在の鳥海山ろく線は、1日に上下17往復の列車が設定されており、
先述の通り中間地点の前郷駅で列車がすれ違います。
春田社長から出された課題は以下の通り。
「新たに鮎川駅と西滝沢駅にも交換設備が増設されたと仮定して、
始発と最終のスジは動かさず19往復に増発したダイヤを組め。」
ぃゃ、理屈では簡単そうなのですが、いざ初めてみるとコレが大変。
たまたま社長(木村)が私の向かいの席に来ましたが、ソレどころでは
ありません!
…結果的に言うと、コノ程度を作った
(ほぼ現行ダイヤを写しただけ)時点
で時間切れとなりました。
数学に明るい松井さんが言うには
「全体の時間を19等分して、現行より
間隔を詰めたスジを引けばよい」と。
…なるほど。確かに短時間に課題を
片付けるだけなら、ソノように機械的
にやれば早いわな。
ソレを、つい「朝の通勤時間帯を便利にしてあげよう」とか「羽後本荘
でJRの特急との接続を考慮して…」とか、アタマで要らん事を考えると
ダメなようです。 ぃゃ、時間を掛ければソレなりに出来るかも知れません
が、制限時間のある「課題」としては難しすぎました。
全員の「答案」はソノ場で回収され、優秀作品には後日、何らかの賞品が
出るらしいです。…誰がどんなので表彰されるのか、気になりますね。
…使用した時刻表と現行のダイヤグラムは頂いて帰りました。
このままでは悔しいので、後日ヒマな時にダイヤ作成ソフトなどを使って、
勝手に再チャレンジしてみようと思います。
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No.3784 木村鉄道業務日誌