SLキューロク館 ③
2015/04/01(Wed)
一昨日の深夜の事ですが、何故か
いきなり霧が濃くなって困りました
クラ駅長です。
奈良市内というのは、意外と地形に
アップダウンがあって、谷の部分や
山裾に霧が溜まるらしいのです。
…長らく住んでますが、運転が怖い
レベルのは初めてでしたね。
さてSLキューロク館ですが、続いて他の展示車両も見てみましょう。
機関車の後にあるのが、旧型客車のスハフ44。昭和中期の急行型客車
のうち、北海道仕様として作られたモノです。
…何年か前に、元青函連絡船の羊蹄丸が四国の新居浜で展示されたのを
見に行った事があるのですが、その時に車両甲板に入ってたヤツですね。
その後、件の船が解体されたので、ココに引き取られたようです。
羊蹄丸の時は内部には入れません
でしたが、今は公開されています。
北海道用だから二重窓になってるのが
確認出来ると思いますが。
…旧型客車を見るといつも思うのですが、
九州だろうが青森だろうが、当時はコレで
旅してたワケで…
さぞかし尻の痛いハナシですよね?
長距離走行に耐え得る旧型客車がドノぐらいあるのか分かりませんが、
何両か集めて「一昼夜かけて東京から青森まで」とか、そんな企画
をやってくれないだろうか?西日本管内なら「福知山~下関」とか。
…機関車は特に何でもイイ、客車に乗る事がメインです。切符はボックス
単位で発売な。ソレで4人まで乗車可とします。どうかしら?
季節柄、客車の外にはお雛様が飾って
ありました。…女の子の入館者が
ドノぐらい来るのかは分かりませんが。
…雛人形というのは、当たり前ですが
昔の宮中の結婚式のシーンを再現した
モノですよね。
女の子の居るお家では「裕子ちゃんが
幸せに結婚出来るように」って感じで
飾るモノなんでしょうが…
女性に限りませんが、今のご時勢「結婚=最高の幸せ」って事でも
ナイですよねぇ。…社長も今の状況でソレなりに幸せそうだし。
「もっと幸せにしてよ」って言われれば応える準備はしておりますが
(猫殴)。…そんな感じで屋外にも展示車両があります。
DE10のコレは、恐らくこちらがSLもおか号の補機に使うヤツじゃ
ないのかな?塗装が揃えてありますし。
…乗り鉄を本格的に始めて、最近知っただけなのですが、DE10クラスの
機関車って本来は入替用だから、運転席が横向きなんですよね。
本線で走行するには、カナリ面倒な構造かも知れません。
と、何両かある貨車は、どれも古い時代の貴重な個体らしいです。
画面ではキレイに見えますが、ボコボコな塗装のキハ20。国鉄真岡線
の当時、一般的に使われていた気動車です。
…内部も見学出来ますが、半分は倉庫みたいな使い方をされてます。
クリスマス用品?
という事で、真岡鉄道は乗り潰しを「SLもおか号」クリア、SLキューロク館
も堪能出来ましたので、ココから再び下館経由で関東鉄道の取手まで
帰りました。…フリー切符がありますから。
続いては四国、社員旅行の翌日に行った「キハ0系」こと、予土線の
鉄道ホビートレインの報告に参ります。
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No.2957 鉄道保存施設を探る