青函トンネル記念館(展示)
2014/08/04(Mon)
唐突ですが列車の座席のお話です。
…コレは近鉄の古いやつですが、
一般的な特急用の車両って
概ねこんな感じですよね
(座席一列に対して小窓が一個のも
多くありますが今回は対象外です)。
このように1つの窓に対して2列の座席
があった場合、得なのはドコか?
窓側に座った時、視界が広いのは後席ですよね。ピラーの邪魔が
ありません。…私も自由席で空いてたらソノ位置を選びます。
…しかし子供の頃を思い出してみたら、どうも前席の方が好きだった
記憶があるんです。子供って身体が小さいから、窓側に座れても
後席だと窓枠に背が届かないんですよ。…そんな事を考えながら
乗ってたのって私だけでしょうか? クラ駅長です。
さて青森です。津軽線で三厩に着いた後、ココからバス移動になります。
外ヶ浜町の町営バスで、海岸に沿って竜飛岬まで約30分…。
青函トンネルの記念館も観光の目玉であるのか、派手なラッピングで
PRが為されています。
ちなみに町営バスなので全線100円の均一料金です。
30分乗っても100円!…ってか、各地で見かけるコノ手のバスは、
何で白ナンバーでもOKなんでしょう?
本数が少ない上に冬季は運休しますので行かれる方は注意して下さい。
時刻などは外ヶ浜町のHPで調べがつきます。
という事で到着。…トンネルが完成し、記念館が出来たとは言っても、
ココが青函トンネルの重要な基地である事には変わりナイでしょう。
今も新幹線の開通に向けて工事が行われてる筈です。
…後からも出てきますが、モニュメントや模型に「昭和」を感じるんです
よね。確か開通当時は電車は485系、機関車はED79だけでしょ?
「天皇陛下」とあるのも昭和天皇の事だわな。
そして公園状の屋外には工事で使われたと思しき人車のケーブルカー
(かなり傷んでます)と、3本スラブ軌道の「見本」がありました。
…新幹線と貨物列車を共存させるため、トンネル内は3本軌道にする
という事は昔から言われてる事ですが、今はまだナイよね?
実際私は一度しか通った事がナイのですが、「スーパー白鳥」の展望席?
は使えなくなってるし、唯一乗った去年は車内でずっと松井さんと
作戦会議(何の?)をしてたので、線路ってちゃんと見た事ありません。
…「はまなす」の最後尾からなら見れそうかな?
そんな感じで次は記念館の中へ行ってみましょう。
意外と「朝一」な時間帯なのですが、観光バスで来たであろう
おばさん方の団体さんが多く居ました。
…何かのコースの一環で特に思い入れもなく見に来たっぽい感じです。
ココの受付で展示スペースへの入館と別に「坑道見学」のケーブルカー
の乗車券も発売されています。
おばさん方はケーブルカーに行くようですが、アレと一緒に行くと
喧しくてゆっくり見れないと判断。
どうせ時間はあるので、展示を先に見て時間をズラす事にしました。
スペースの奥に見える半円形の構造物が、実際のトンネルの大きさ
だそうな。20年以上にも及ぶ大工事の歴史を、ビジュアルと実物で
見学出来る構成になってますね。
…実際の所、私は高倉健さんの映画「海峡」で見た程度の知識しか
なかったもんで。
でお約束の模型。…新幹線が200系ですね!造られた当時がソレしか
無かったから仕方ないのですが開通から「実際に新幹線が走るまで」
でも結構な時間がかかってるという事が実感出来ると思います。
アレコレ見てるうちに、次のケーブルカーの時刻になりましたので、
いよいよ坑道の中…地下140mの世界へと進んで行く事にしましょう。
※→次回に続く
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No.2717 鉄道保存施設を探る