新・駅長日誌

昨日は気分転換に、ふらりと京都へ出かけたんですよ。
乗り鉄ではなくて「非鉄」…まぁ「１人観光タクシー」状態ですが。

北山から吹き降ろす、冬の京都ならではの凜とした空気。
基本的に好天ではあるものの、時折ふと舞い散る粉雪。 
古寺の石畳を一歩ずつ踏みしめ、自分自身に様々に問いかける。
仏前に居住まいを正し、逆境にも耐え抜く事を誓う。
立ち寄った茶店で触れる暖かい人情…。

すっかりイイ感じで１日を過ごし、気分も新たに帰ってきたら…
上着の襟にクリーニング屋のタグが着いたままだったじゃない！
このカッコで妙齢の一人旅の女性に、静かに会釈とかしながら大徳寺
やら歩いてたとは…。

…久し振りに「台無し感」が半端ないクラ駅長です。

さて、こちらは情緒もヘッタクレもない毎度バカバカしい乗り鉄ツアー、
今回もご陽気に参りましょう。

「おっはょごっじゃまー！クラ駅長でーす。
えー、今回はココ、岡山駅からのスタート
なんですが…えーと、現在の時刻が
何と朝の５時！…超寒いんですけど、
誰ですか？こんな企画を考えたのは。」

…という事で、前日に大阪を発ち、
山陽本線の時にも利用した駅前の
ネットカフェに泊まり、そんな時刻に
岡山駅へやってきました。


今日はココから、伯備線の始発列車で
スタートです。まだ暗いです。

基本的に、初めて乗り鉄する区間は
「日照時間中」と決めてるんですが、
今回は致し方ないと言うか…
ちんたら走ってると終わらない距離である
と言うか…まぁ総社までは乗ってるし、
そのうちに明るくなるだろう。…みたいな
適当さである事をお許し下さい。



「…来ましたねぇ。コレで米子まで…
つまりは中国山地を横断して日本海側
まで行けってか？時代は変わったな。」

日本一「デザインを考える手間をケチった」
と思しき115系の改造車ですな。

岡山0528---伯耆大山0845
普通825M　岡オカ115系×２両



　米　子　　の行き先表示が、それなりに
誇らしげに見えるから不思議なもんだ。

昔はどうだったんでしょう？
それなりに両数のある客車列車とか
そんなイメージがありますが、
150キロ以上を旅する列車にしては
あまりにも身軽すぎない？
スエットとサンダルで来ちゃったような…。















今回は18きっぷシーズンではないので、正規の乗車券なんですが
取り敢えずは鳥取まで。行路を指定して、普通なら絶対に経由しない
ぶっ飛んだルートになってます。制服は防寒重視で「北海道」な。

「というワケで、今回も宜しくお付き合い下さい、では出発進行！！」
…寝不足と寒さで、完全にカラ元気のクラ駅長の旅、適当にスタートです。