新・駅長日誌

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「雨の降る駅」

2007/06/30(Sat)

昨日の夕方、結構激しい夕立があって、その雨脚を見てたら思い出しました。
それこそ20年ぐらい前ですが、↑のようなタイトルの
2時間ドラマがあったんですよ。

田村正和と大原麗子のカップルが、事情は忘れたけど別れようとしてて
2人で過ごす最後の時間を駅の待合室で過ごしてるんです。

次の列車が来るまでの2時間がそのまま「ドラマの2時間」なんである。
つまり劇中で「時間の省略が全くない」の。

登場する駅は「雨止(あまどまり)」という架空の駅ですが、
設定は国鉄で、どうやら上越線の山間部のようでした。
当然物語の舞台はそこだけだからかなり大きくて精巧なセットが組んであり
(列車が発着するホームのシーンのみロケ、コレは東海道本線の何処か。)
2人の主人公以外の登場人物(他の乗客・駅員・キオスクの店員)は、
彼らの思い出話とは関係なく自分の仕事をしてる

何だかんだと話し合った末、2人は結局「やり直す」事にして、最後は
同じ列車に乗って駅を去っていくんですが…情緒あって良かったなあ

再放送かリメイクしてほしい作品の1つです。
鉄ヲタでなくても「心に来る」モノがあると思いますよ。

No.125 下らない思い出シリーズ