新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

駅ノート 専用道 城戸

2018/09/06(Thu)

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新疋田
近江塩津駅ノートを描き
に行った帰り、湖西線新快速
乗ってると、途中の永原駅323系
の新車が停まっておりました。

…途中駅で矢鱈と撮り鉄が多い
思ったらコレだったワケですが、
こんな所で試運転をするんですか。

咄嗟の事でしたが、何とか撮りました

湖西線ってのは、開通当初に「ミニ新幹線」と言われたほど高速運転
向けの路線だと思うので、通勤電車の試運転には向かない気もします
クラ駅長です。…あ、「限界に挑戦するテスト走行」とかそんなん?

さて伊勢奥津駅を見た後、帰ってソレらしいイラストを描いた翌日の事
ですが、また実家から車で行ける範囲という事で、続いては旧国鉄バス
専用道の終点だった城戸駅跡地に行きました。

…ちなみに当日は亡くなった伯父通夜だったので、夕方まで葬儀場
に行けばイイでしょう。日中ソコソコの時間が取れる筈ですわ。

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正式な鉄道の駅ではナイのですが、ココが奈良県で唯一駅ノート設置
場所なんだそうです。

専用道を走るバスが廃止された後、ソレを車で走ってみた事はあるの
ですが、ソノ時も城戸駅?に寄ってるものの、駅ノート描き始める前
だったので気にも留めなかったんですよね。

元は鉄道の駅として計画され、結果的にバスの終点(なので少し大きな
停留所という事か)として営業してた建物が残っております。

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五新線(とバス専用道)そのものの詳しい報告は、その当時のまとめ
ページ
を見て頂ければイイので割愛しますが、現在はほぼ同じルート
を走るバスも、少し離れた国道168号線を経由するので、ココにバス停
はありません

恐らくココで折り返す便の転回と、運転士さんの休憩だけに使われてる
と思われますが、待合室と駅ノートだけは何故か残ってるんですね。

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最初のページを開いてみるに、設置2014年の8月。…同年の9月
バスが廃止になるという事で、期間限定で置かれたモノがそのまま
残ってるという事になりますか。

バスは廃止されても「知る人ぞ知る施設」という事か、ツーリングの
途中などに立ち寄った人の書き込みが割と多く見られました。

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ほぼ廃墟なだけにエアコンなどもありませんが、横を川が流れてる
もんで、窓を全開にすれば割と風が通ります。…セミがうるさいけど。

先輩絵師さんの作品は、河合野好さん1作のみ。…鉄道駅として
計画された場所だけに、開通後を想定した内容になってます。

…アップ当日のツイートによると確か、この「急行とつかわ」新宮発
五新線経由の湊町行きという設定だったと思います。

そうねえ、もし鉄道路線として建設が進んでも、途中で赤字転落時代に
突入して途中の山間部なかなか繋がらず全通後20年ぐらいで
存続が危ぶまれる…。

三江線みたいな運命になってたのではナイかと推測するんですが。

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ともあれ私の分ですが、その以前に
専用道の跡地走った時感想と、
見た光景と言うか実際の利用者
イメージして描いてみました。

ぱのは文字通り黒猫なので、宅配便
は敢えて実在するヤマト運輸です。

あの車一度乗ってみたかった
らしい。という設定ですよ。

必死こいて予定ブログの記事の順番を考え直し「ココで○回分書けば
大丈夫」という皮算用も含めて、何とか維持出来てる感じですが、コノ辺
で一度「駅ノートの途中経過」という事でマトメておきたいと思います。

→次回に続く



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No.4211 駅ノートの記録

駅ノート(もどき) 伊勢奥津

2018/09/05(Wed)

京都駅から在来線…主に新快速へ向かおうとすると、2番線・
3番線のホーム
から乗る事になるのですが、ココは割と古い設備
そのまま残ってたりするんです。

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正確には分かりませんが、コレは恐らく昭和初期ぐらいに流行った
建築デザインでしょう。複雑に配置された鉄骨と、木製の屋根
巧みに配置された構造になってますね。新しい通信機器のケーブル
とのミスマッチも面白い所です。

京都駅新幹線側を除いて高架化されなかったし、烏丸口新しい
駅ビルが出来てもココは手付かずのままだったワケですな。

デッキつき茶色い電気機関車が牽く、長編成の客車列車なんかを
想像して、つい空想に浸ってしまいそうになるクラ駅長です。

さて先日、伯父の葬儀に関する色々で旅行が延期になったハナシを
しましたが、ネタのストックがヤバい事もあって、実家から車で動ける
範囲
何か出来ないか?という事で、三重県伊勢奥津駅へ行って
きました。

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何度か訪れてる駅ですが、周知の通りココは松阪から出るJR名松線
終点の駅です。

過去には駅ノートが設置されておりましたが、コレはJR東海でも地域
の自治体
でもナイ誰かが設置した「野良ノート」とされるモノで、管理が
悪かった
のか去年の暮れに「一斉撤去」という事になったんです。

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…しかしソノ後、Twitter上「駅ノートがあり書いたという投稿が確認
されておりましたので「復活したのか?あれば描いてこよう」という発想
で出かけてみました。

古い木造駅舎リフォームした感じのキレイな駅です。駅舎内の画像
の左奥にカウンターのようなモノが設置されており、駅ノートは元はココ
あったのだと思われます。

パンフレットの類や、名松線の色々を紹介したファイルなどはあるん
ですが、やはりナイかな?カナリ探した積りなんですがね。

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取り敢えずは駅の周辺を見てみましょう。よく知られた事ですが、ココ
には蒸気機関車時代の給水塔が残っております。

…説明書きの所に古い写真が添付してありました。C11型ですな。
現在は大きな樹が生えてしまってる付近に、停泊用の車庫があった
感じになるんでしょう。

ちなみにココは転車台無かったようで、松阪方向へはバック運転
戻る感じになる?駅舎内にはそんな写真もあったように思います。

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奥津鉄道開通以前は、大和国
から伊勢方面へ至る伊勢本街道
宿場町だった所です。

…現在もソノ当時を思わせるような
街並みと建物が残ってますね。

駅から少し行った所の「ぬしや」と言う
雑貨屋さんが、ホントにソレらしい
雰囲気を残しています。

鉄道普及した後の時代でも、昔はこんな感じの「商人宿」各地の
駅前にあったイメージですね。

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…という事で「駅ノート無かった
残念だなあ」で済ますのは勿体ない
ネタにならないので、帰って自分の
スケッチブックソレらしい絵を描いて
みました。

何度かブログでも触れたと思います
が、学生の頃の徒歩旅行でココを
通るので、思い出深い駅なんですよ。

例によって「ぬしや」数十メートル離れており、こんなに近く
ありません
が、デフォルメしてます。

…しっかりと管理される事が保証された状態で駅ノートが復活したら、
貼りに行く事にしましょうか。

では続けて、明日も同趣旨で繰り上げ訪問となった駅の報告です。

→次回に続く



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No.4210 駅ノートの記録

駅ノート 船戸

2018/09/04(Tue)

そんな感じで紀州鉄道西御坊から和歌山(市内)に戻ってきました。
続いては和歌山線に乗り換えて船戸に向かいます。

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和歌山線ってのは奈良からも直通列車が走ってますが、アリバイ
トリックのネタ(南紀殺人ルート)になるぐらい、とにかく時間が掛かる
ので、特に用事が無ければ乗らない路線です。

すっかり定期運用絶滅したと思ってた日根野の117系が、まだ走って
おりました。…4両編成で、五条までの駅はICOCA対応でもナイのに
ワンマン運転です。無札乗車対策は大丈夫なんでしょうか?

コノ辺だとまだ和歌山市の通勤圏な感じで、15分程度で到着しました。

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…色々やってるうちに、すっかり暗くなってきました。2面2線の交換
可能な駅に、昭和っぽい木造駅舎があるオーソドックスな駅でした。

ココから五条方向大きくカーブした先に、紀ノ川を渡る鉄橋がある
ので、鉄橋を渡る列車の走行音少しズレた所から聞こえてきます。

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駅舎内反対側の待合室には、地元の中学校の美術部の生徒さん
作品だという大きな絵が飾られています。

…付近には紀ノ川が流れてるので、昔は近くに渡し船屋さんが営業
しており、「船戸」という地名はソレを入れておく小屋があった事
由来すると聞きました。

右のは銀河鉄道とか、そんなイメージでしょうね。がありますな。

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駅ノート駅舎内にあります。…しかし虫のフンみたいなモノによる
汚れが目立つのと、古い方のノートは途中の絵が持ち去られてるのか
明らかに枚数が足りない感じで、あまり状態はよくありません

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過去作ひさの先生
マガトロ卓也さん
なゆらびさんケンさん
隼のぶをさんのを確認。

河合野好さんコメント
のみ残されてます。

一部画像を加工して
おります。

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私の分は、やはり紀ノ川の渡し船
が印象に残ったので、和船に乗る
ぱのろ&てんです。

川と平行に走ってるから、渡し船
でナイかも知れませんが、川を
利用した水運業もあった筈でしょ。

尚、から紀ノ川までは200m程度
距離があり、こんなに近くナイです。

イメージ勝手に構図を変えてもいいのが、絵の面白い所だと最近
知りましたので、敢えてこんな感じ。電車旧塗装な。

旅行が中止になったので、いよいよケツカッチン状態になってきました
が、何とか仕切り直しを考えてますので、適当にお楽しみに



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No.4209 駅ノートの記録