新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

根室本線(花咲線) ②

2015/10/22(Thu)

以前から少し触れてましたが、「蔵部駅資料館」リニューアルを
始めましたクラ駅長です。

ブログの記事の中から、面白い列車のネタを再編集してhtml形式の
ページにまとめて行く予定でして、ソノ第一弾として、去年の夏に
乗車した富良野・美瑛ノロッコ号のページを作ったんですが…

作業が超めんどくさい!

…はい、私はホームページビルダーとか持ってなくて延々とタグを
打ち込んでページを作ってますので。

時間は掛かりますが、随時増やしていきますので、適当にお楽しみに
ソレが一段落したら、現在は廃線になった区間の乗車記録とか、
駅弁のデータベースなども作る予定です。…あくまで「予定」ね。
 
さて花咲線です。段々と暗くなってきましたし、根釧原野を過ぎた
厚岸高校生の殆どが下車した事もあって、かぶり付きは中止。
空いた車内に移動してマッタリと過ごす事にしました。

自分ルールでは「初めて乗る区間は日照時間中」と決めてるんですが、
ココは翌日、どうせ戻ってこないとダメですので。
…と、北海道の日暮れというのは奈良より遥かに早いのです。

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車両後部から見た根釧原野の夕暮れ。風景的に、本州ではナカナカ
見られない雄大さで、暫しの感動に浸ってしまいました。

そして2時間半の旅を終えて、いよいよ終着の根室です。
厳密な最東端の駅は、1つ手前の東根室ですが、暗いし時間ナイし
で上手く撮れず。ココも翌日に訪問予定にしてますので、まぁイイや。

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コレで遂に、日本の鉄道の最東端も制覇する
事が出来ました。4方位コンプリートです。
ホームが1本だけの小規模な駅ですね。

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道東地区の町としては、釧路の方が大きいので、カナリ静かな所です。
この時間(19時)でもう真っ暗

飲み屋街は駅から少し離れた海岸に近い所にあるのですが、根室も
坂の多い町でして、歩くと結構大変でした。
…ってか冬場だとずっと積雪があるだろうから、あの坂は大変そうだ

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大きなホテルも少ないので、駅近くの昭和な
雰囲気の旅館
に泊まりました(料理は朝食)。
…ってか結構寒い!上着持ってきて正解です。

4日目乗り鉄としては朝の11時にスタートですので、まずは
ホントの最東端の駅である東根室駅を見に行って、残りの時間は
納沙布岬観光に行く予定になっております。

という事で、次回から暫し乗り鉄から離れて根室の観光ネタに移ります。



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3161 乗り鉄日誌>JR北海道

根室本線(花咲線) ①

2015/10/21(Wed)

深夜1時過ぎの車内、客のオッサンと私の会話(標準語訳)。

客…奈良遅くまで開いてる店が少ないよねぇ。
私…まぁそうですね、でも新大宮駅の周辺とかは賑やかですよ。

奈良は近鉄やJRの奈良駅周辺より、近鉄で1駅隣の新大宮の方が
飲み屋街として、居酒屋からキャバクラまで色々と充実してます

客…俺、新大宮の雰囲気嫌いなんだよ
私…じゃあ、こんな感じが静かでイイじゃないですか
(30秒ぐらいの「間」)
客…もう黙っててくれ。君とコレ以上話してたら喧嘩になるわ
私…はい、承知しました

…私は何か間違ってますでしょうか?
正しい「返し」
だと思うクラ駅長ですが、じゃあどう言えばイイのさ?

さて北海道です。釧網本線「くしろ湿原ノロッコ号」を堪能した後、
いよいよ根室本線日本の鉄道最東端の地根室へと向かいます。

根室本線の釧路から先は、花咲線という愛称が付いてますので、
以後はソレに従ってコノ区間は「花咲線」という呼び方で行きますね。

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釧路1619---根室1849 普通5637D 釧クシ キハ54-500×1両

…ココも当然に釧路所属の車両ですね。しかし普通列車で2時間半か!

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車両前部のエンブレムを見てみるに、
4枚とはなかなか豪華じゃないですか。

ちなみに今までに見たエンブレムの
枚数の最高記録は、JR東日本の
塩尻~辰野間で走ってたクモハ123の
5枚
ですかね。

どちらも「時代を経て改造しまくった結果」
ですが、モノを大切にするのはイイ事です。

時間的に学校帰りの高校生なども多くて、カナリの混雑でした。
「ノロッコ」からの接続が15分しか無かったので、座るのは諦めて前部の
デッキに「かぶり付き」を兼ねて立ってます

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幣舞橋で有名な釧路川を渡り、次の東釧路
から花咲線に入ります。ってか路線の戸籍
としては釧網本線が東釧路までなのですが。

…所でココからの花咲線に関しては、カナリ偏った予備知識を持って
現地まで来てしまったのが実情でして…

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西村ワールドに展開する花咲線のイメージ!
鉄ヲタ読書家の悲しい性でもありますね。

国鉄時代の「急行ノサップ」と、JR化後の「快速ノサップ」が登場する
短編「北の果ての殺意」もあるのですが…とにかく花咲線は、根釧原野
何もナイ所を走るという特色を活かして書かれています。

地平線が見えそうな勢いの、だだっ広い原野ではナイにしても、線路の他
には湿原と潅木の林しかナイ風景が延々と続くのは、確かにソノ通り
でした。

西村作品ではココでノサップ号は、列車強盗に逢ったり2度も脱線転覆
させられたり、カナリ過酷な試練を受けてます。何れも運転間隔の開き
具合
いと「周囲に何もナイ環境」が故の事ですね。

あまりの「何もなさ」に、事件が起きても連絡が遅れて警察の捜査が
後手に回るのがお約束ですが…さっきから私の携帯電話もずっと圏外
です。…現代に映像化しても同じ条件が使えそうですよ。

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そして鹿!
奈良公園内の道路より頻繁に線路に出てくるんですが!

元々の速度が遅いから、列車は特に減速するでなく警笛だけで
どんどん
追い払って進む感じでした。…慣れというのは恐ろしい

上尾幌までがソノ根釧原野で尾幌あたりから町が出てきます。
…段々と高校生も下車して、車内も空いてきました

しかし、デジカメのバッテリーが、予備ともにヤバい状況
そろそろ暗くなりますので、後の詳細は翌日に回して、電池を温存する
事にしましょうか。



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No.3160 乗り鉄日誌>JR北海道

くしろ湿原ノロッコ号 ④

2015/10/20(Tue)

何となくの癖で基本的にキーボードが「かな打ち」なクラ駅長です。

だから全角の「!」や「?」を出したい場合、それぞれ「かんたんふ」
「はてな」平仮名で打って変換するんですが、ちょっと前から何故か
「はてな」「歯手名」としか出なくなりました

…ドコか変なとこ触って設定が変わったんでしょうか歯手名コレ

一々英数キーにするのが面倒なので、今は「ぎもんふ」と打ってます。
基本的に何かが間違ってる気がするんですが、まぁいいや

さてノロッコ号です。釧路から約45分の旅で、終点の塘路に到着しました。

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交換が可能な構造の駅なので、元は「機回し」をやってたんでしょうね。
今は反対側に「オクハテ」がありますので、そのまま折り返します。

現にココで先発の釧路行き4733Dが先に出て行きました。
急ぐ場合はコレで帰ってもイイのでしょうが、見送ります

こちらも近くに展望台があるようですが、ホームからでも湿原の風景
キレイに見えます。

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…私は先に踏切を渡って駅舎側へ出ましたが、ホームではなんとか
ツーリズム
の団体さんによる記念写真大会が続いております。
(※斜里で見たのとは違うグループと思われますが。)

キチンと並んで順番にやってるのはイイとしても、数が多くて大変
木村鉄道の社長撮影より時間食ってました

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駅前に茶店があったので、おやつタイムという事で、ココの名物だという
「いもだんご」を頂く事にしました。
ジャガイモを練り込んだような「おやき」でと思って頂ければイイと
思います。トッピングのツブツブ黒胡椒、甘いタレに意外と合うんです。

コーヒーはデカンタから勝手に淹れるという、昨今のコンビニを先取り
したスタイル。…煮詰まり具合が香ばしくて何とも。

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そんな感じで約30分の滞在で、同じ編成のノロッコ号釧路へ戻ります。

塘路1514---釧路1604 快速9333レ くしろ湿原ノロッコ3号

…検札の時に乗車証明証が貰えるのですが、往路と復路でデザインが
違うんです。芸が細かいですね。

釧路へ戻ったら、次はいよいよ3日目最終行路
花咲線(根室本線)で、日本の鉄道の最東端根室を目指します。



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No.3159 乗り鉄日誌>JR北海道