新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

その「キカイダー」ですが

2009/01/28(Wed)

見てると色々、私はまた要らん事を考えてしまうもんで…

アンドロイド工学の天才である光明寺博士は、悪の秘密結社「ダーク」
誘拐されて、悪のアンドロイドの研究を強いられていたがある日、密かに
「良心回路」…物事の善悪を判断出来る部品…を組み込んだ
キカイダーを製作する。
キカイダーは正義に目覚め、博士を逃がしてダークと戦い始めるが、
博士は記憶喪失になって各地を放浪。
それを探すキカイダーと、博士の娘のミツコと息子のマサルだが、
ダークは博士を取り戻すべく、次々と刺客のアンドロイドを送り込んでくる。

という話なんですが、有名な仮面ライダー同様、キカイダーも元々は
悪の組織(の持ってる材料)で作られたモノ。
ダークの首領、プロフェッサーギルが、アンドロイドを凶暴化させる
怪しい笛を鳴らすと、不完全な良心回路との板ばさみになって
苦しむんですよ。

「空想科学読本」でも研究されてますが、この笛は
「機械に対する音声入力の指示」なんである。かなり不安定です。
劇中で、笛の音に苦しむジロー(人間の姿)が、自分の乗るバイクの
エンジン音を大きくして
笛の音を聞こえないようにし、
その隙にキカイダーに変身するようなシーンがありましたが…
つまりは「物理的に聞こえなきゃOK」なんだよな。

だったら、アンドロイドなんだから、笛が鳴ったら
集音マイクのスイッチを切るとか出来るように改造すりゃいいのに。

ミツコは元々博士の助手として働き、たまにキカイダーを修理するぐらいの
技術は持ってますから、それぐらい出来そうなもんである。
まだまだ改良の余地がありますよ。

No.703 かなりズレてる映画評論