新・駅長日誌

少し前からTwitter上で話題になってたのですが、奈良県の生駒山中
に古い近鉄の車両が人知れず保存されてるというネタがありました。

大阪～奈良が大阪電気軌道として開業した当時の大軌デボ１型…
末期は近鉄読みでモ200型となった車両なんだそうです。



インターネット上で最新の航空写真が手軽に見れるようになった昨今、
私も見つけてしまいましたクラ駅長です。…更には3D化出来る機能で
もって、当該車両である事が一目で分かります。
（一緒に置いてあるのは古い消防自動車、コレも手掛かりの一つ。）

…しかしコレはどうやら私有地内。見た感じ別荘らしき建物があります。

どういうツテを頼れば見せて貰えるのか全く分からず、そっとしておく
方がイイのかな？と思ったりもしますが。

さてピカチュウ親方と行く関西珍道中ですが、近鉄のあべの橋駅から
「青の交響曲」に乗って、吉野を目指しております。



豪華な車内も然る事ながら我々としては、やはり「飲食物を売ってる」
というのがポイントでしょう。早速、メニューを見て検討。

以前に乗った時に、買ったのはイイものの電車があまりに揺れるので
床に落として難儀したジャーサラダはメニューから消えておりました。
…美味いんだけどやっぱり他にも被害者＆苦情でも出たんですかね？

という事で、今回は柿の葉寿司と梨のお酒にします。



親方は酒を飲みませんので、スイーツセットやらジェラートなど。こちら
も梨フレーバーですね。沿線の大阿太付近は梨の産地でもあります。

周知の如く、観光特急とは言っても元は通勤車両であり、ソレが一般
特急と同じダイヤでぶっ飛ばすもんで、エラく揺れます。

せめて急行ぐらいの速度でノンビリ走るか、景色のイイ所で徐行するか
すればイイと思うんですが、南大阪線も何気に過密ダイヤですから。

酒がよく回るので何を話したか覚えてませんが、終点の吉野に到着
です。…ぇ、早い？普段の進行が遅すぎるんですよ。



時期外れ（強いて言えばアジサイは咲いてるでしょうが）でもあるし、
後の予定もあるので直近の一般特急で折り返す事にします。

…前回に来た時は、そろそろ大井川鉄道でもヤバくなった16000系
でしたが、比較的新しいやつですね。格差を楽しんでも良かったけど。

橿原神宮前に出て例の「台車履き替え施設」などを案内して、橿原線
の普通列車で大和八木へ。



ココで伊勢から戻ってきた、京都行の「しまかぜ」に間に合うというスジ
なのです。…まぁ観光特急という意味は薄れますが、車両と設備を重視
で見ればアリかなあと思いまして。

では本日の最終行路、短時間ですが特別車両を体験して頂きましょう。

※→次回に続く

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