中津(大分県)への旅 ②
2018/05/01(Tue)
勝沼から甲府へ戻るのに中央東線の
普通電車に乗ったら、最後尾がコノ
ような状況でした。
…沿線の各駅へ伝達物を届ける用事
に使われてるらしく、停車駅ごとに
駅員さんが受け取りに来るのですが、
ココまでがっつり仕切ってる状態は
初めて見ましたクラ駅長です。多分、
関西では仕切り幕なんて使いません。
…車掌さんの立場を考えると、車内の見通しが効かないのは不便では
ナイのか?と心配にもなったりしますが。
さて九州です。小倉から特急「ソニック」で
日豊本線の中津駅に到着しました。
…車内で駅弁を撮るのが困難なほど、カナリ
揺れたのですが、こんなんだっけ(猫殴)?
大分県の中津は、福沢諭吉さんの出身地の
ようで、写真は撮れなかったのですが、駅前
に大きな銅像が建っておりました。
…彼は若い頃はコノ町を大層嫌っており、
江戸へ出る時には「二度と戻らんぞ」と
後を向いてツバを吐いて旅立ったそうな。
また諭吉さんはとても優秀だったので、ソレを妬んだ同級生が地元に
頼んで「諭吉の父親が危篤だ」というウソの手紙を送って貰い、彼を
帰郷させて勉学の進行を遅らせようとしたとか。…どんな町やねん?
…勿論今はそんな事はナイ、健全で文化的な所だと信じておりますが。
ホームに降りて最初に目に付いたのが「日本一長いハモの椅子」という
モノでした。…中津はハモ料理が名物でもあるそうな。
「日本一長い」とは言うものの、他所にも「ハモの椅子」というのは存在
するんでしょうか?…ぇ、ソレは言わない約束だったりする?
駅が高架になってるので、ホームから改札へは下へ降りる事になり、
エレベーターも設置されています。…正面から見ると一般的なソレに
見えますが、コレは階段と並行して斜めに動くんですね。
…駅のエレベーターってのは完全に新築される場合を除いて、大抵が
後付けになるもんでしょうから、建築屋さんの腕次第だと思うんですよ。
恐らくココは真っ直ぐ上下させるのに適当なスペースが無かったんだと
思われます。既存の技術が応用出来ないってのは大変ですな。
さて今日の目的地は、鉄道保存車両が残る
「汽車ポッポ」という民宿なのですが、事前
に予約する時に調べると、駅から意外と距離
があるという事が分かっております。
…直線距離で2km程度でしょうか?
大雑把な地図だと「保存機/台湾糖業公司
358号機」というスポットが掲載されてました。
駅から国道212号線で真っ直ぐのようです。
バスの便もあるらしいのですが、よく分からん
&本数が少ないので、駅弁の腹ごなしがてら
に歩いていく事にしましょう。
この道を更に行くと、耶馬渓という
景勝地を抜けて日田方面に至ります。
…九州の地理はまだまだ不勉強なの
で、全部は把握出来てませんが。
耶馬渓って所は、昔はココまで鉄道が
存在し、今から行く民宿も「耶馬渓線」
の車両が保存されてるんですが、詳細
は後日の記事でやりますね。
各地を旅してると距離感覚が麻痺するもんで、「ココは九州である」と
言う意識があまりなく(景色とて全国各地ドコも似たようなもんだし)、
気が付いたら西陽が当たってカナリの高気温になってました。
…「タクシーにすりゃ良かったな」と思いかけた頃、ようやくソレらしい
建物が見えてきましたよ。
やはり大層なインパクトの正面ですが本日の宿泊地、民宿「汽車ポッポ」
に到着です。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.4083 乗り鉄日誌>JR九州