新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

いすみポッポの丘 ⑤

2018/04/09(Mon)

北条鉄道さくらまつり、無事に参加してきましたクラ駅長です。

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心配された桜の残り具合いですが、ソメイヨシノ終わってたものの
八重桜が満開の状況で、駅も会場もカナリの人出となっており、楽しい
一日を過ごす事が出来ましたよ。明日から暫く、割り込み記事として
紹介させて頂きます

さていすみポッポの丘ですが、再びメインのエリア?に降りてきました。
見るべき車両がまだまだ残っておりますよ。

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東京メトロ…というよりは営団地下鉄丸ノ内線454号車
開通当初「赤に網目模様」なデザインの電車です。乗った事はなくても
知識としては子供の頃から知ってるやつですよ。

田舎者の私は、東京の電車なんて全部20m車の10両編成だと思ってた
時期があるのですが、丸ノ内線は現在も18m車で6両編成なんですね。
初期の頃はもっと短編成だったらしく、コレも両運転台な電車でした。

運転席が公開されており、100円の寄付金を払うと警笛が鳴らせます

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…最初にココに来た時からプープー聞こえてたのはコレでしたか。
てっきり私は、誰かがトランペットの練習でもしてるのかと思ってたぞ。

ではピカチュウ親方が体験。市販の小型コンプレッサーに繋がってます。

緊急時のような連打もやってましたね。蒸気機関車と違って、電車の
警笛符号や合図の意味を持たせた例ってあるんでしょうか?

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丸ノ内線旧型電車と言えば廃止後に一部の車両がアルゼンチン
渡り、ブエノスアイレスの地下鉄で走ってたという話がありますよね。

…何両かが日本に里帰りして、東京メトロの人が必死こいて復元した
聞いてますが、流石にコノ454号車ずっと日本に居た車両のようです。
Wikipediaによるとバブル期に日本橋の三越百貨店で売られ、40万円
私立の幼稚園が買ったモノなんだそうな。

注意書き日本語のままです。路線図わざと各時代のモノを集めた
感じで古いやつが複数種類、貼ってありました。

所で営団の車番の振り方は他とちょっと違ってて、最初に丸ノ内線
入った300型301~330、バージョン変更したコノ400型431~468
以後500型569~どんどん増えて802と。

…要は製造番号が「続きから」になるようですね。
コレって何のメリットがあるんでしょう。全体の両数が一発で分かる?
しかし廃車が出始めるとアタマや途中が抜けていくじゃないですか。

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疑問が解決しないまま外へ出ると、手でペダルを漕ぐトロッコ?
ありました。コレまたピカチュウ親方が挑戦

…一般的に言って機関車というのは、重ければ重いほど粘着性がよく
空転にしにくいとされますが、あの重さ親方が漕いでも空転しまくり
更にはフランジの角度がユルいので、頻繁に脱線します。

鶴見事故以来、2軸貨車のフランジは全車一律に数パーセント急角度
なモノに取り換えたと言いますが、ココには徹底されなかったようです。
見れば保線状態あまり良くはなさそうですよね。

無料の施設文句を言っても仕方がありません。そろそろお昼ですが、
明日から暫し「北条鉄道さくらまつり」の報告を挟む事にしますね。

→次回に続く



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