新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

幻の五新線!…を探る ⑦

2018/02/10(Sat)

20180209a.JPG
…今年の木村鉄道カレンダーには猫が2匹
通称「ぱのろ」が載ってるワケなんですが、
自室の炊飯器ソノ真下にあるもんで、
御飯を炊くとソノ湯気ぱのろの前を通過
するという状況になっておりますクラ駅長です。

何となく嬉しいと言うか、勝手にほのぼのする
瞬間ですね。私も猫欲しいわ。

のろは兎も角、ぱのが結構な人見知りさん
だという事なんですが、出来たら「お座敷列車
猫放し飼い」というイベントをやって欲しい
モノです。

さて五新線ですが、バス専用道路が機能してた頃の終点だった、城戸駅
に到着しました。

20180209b.JPG 20180209c.JPG

先述の通り上を通る高架橋は、さらに先まで路盤を建設しかけて放置
されてる部分です。…「一般車両の駐車は御遠慮下さい」だから「入るな」
という事ではありませんよね。

…敷地内にはバスの待合室と恐らくは乗務員さんの休憩室などがあった
小さな駅と、地元の小規模なタクシー会社があります。

手前の空きスペースに置いて、元のバスの駅探ってみました

20180209d.JPG 20180209e.JPG

奈良交通バスのHPによると、現在の城戸バス停は各方向とも下の
国道交差点に近い場所にあるようで、ココは既にバス乗り場としては
使われてナイようです。

…しかし「専用道城戸」というかつてのバス停名が残っており、待合室
扉が開いてます何も無かったですけどね。

20180209g.JPG20180209f.JPG

そもそもが鉄道駅としても使う予定だった土地なんでしょう、バスの
転回スペースだけにしてはカナリ広いです。

…そして専用道五条方向から続いていますが、ドコまで行けるか
先が見えないのでヤメておきます
多分、またトンネルがあったらソコで終わりだと思われますし。

20180209h.JPG 20180209i.JPG

新宮方向へは、先ほど見えた高架橋と、更にソノ先のトンネルが完成
していますが使われておらず、広場は駐車場と化しています。

20180209j.JPG
見ると明らかにフェンスで閉じられて
ますから、ココまでにしておきます。

現在、JR五条駅から城戸までのバス
平日で8往復。それに十津川
新宮までの系統が6往復加わります。

田舎ほど自家用車の所有率は高い
でしょうから、ソノぐらいで充分
なのかも知れません。

…果たして「鉄道を通す」だけのメリットはあったのか?と言われたら、
やはり「ヤメといて正解」なのかも知れませんね。

途中の観光地として、賀名生の梅林とか十津川の温泉などもナイ事は
ナイ
のですが、鉄道で客が来るほどの規模でもありませんし。

バス専用道としての現役時代に来れなかった五新線ですが、一般開放
という珍しい形態での旅が出来たのは、ちょっと面白かったです。

では続いて、おまけネタとして帰りに寄り道した、五条市内保存SL
についての記事に参ります。



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.4003 鉄道廃線跡を探る