新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

天理軽便鉄道を探る ③

2017/12/26(Tue)

一昨日の事ですが、もう一つ思い出した「故郷の廃線跡」という事で大阪
との府県境生駒の南側にある信貴山へ行ってきましたクラ駅長です。

20171226a.JPG 20171226b.JPG

近鉄大阪線河内山本から分岐する信貴線信貴山口へ行き、ソコから
ケーブルカーで登った高安山から、信貴山朝護孫子寺近くまでが通称
「平坦線」と呼ばれた廃線跡です。

そして信貴山東側斜面にもケーブルカーが存在しました。コレは廃線
後に一部の区間がハイキングコースとして残されています。

家を出てからルートを一周して帰るまで4時間程度という、お手軽な
でしたが、色々と変わってる所もあって面白かったですね。

さて天理軽便鉄道を探る旅ですが、廃線跡の中で恐らくココが一番の
見せ場であろう木戸池の築堤です。

20171226c.JPG 20171226d.JPG

幅にすると3mぐらいレンガ積みの築堤だから、崩れて小さくなったり
もしないでしょう。当時からこのサイズだったと思われますが、やはり
一般的な鉄道より小さい軽便規格ですね。

風景としても家のデザインが変わった程度で、大正時代そんなに差は
ナイと思われます。こんな風景の中を軽便の汽車が走ってたのか。

中央部にあったと思しき鉄橋は、流石に外されています
反対側までの距離は、目測で4mぐらいか。…走り幅跳びで行ける?
まぁヤメときましょう

20171226e.JPG 20171226f.JPG

元来た道を戻り、池の南側を迂回します。…天理軽便鉄道コノ築堤
に関する説明書きの看板が設置されておりました。

スタートした法隆寺駅斑鳩町ですが、先程の富雄川を越えた所から
安堵町に入っております。…日本で3番目に小さい町だそうな。

JR大和路線は通ってますが、駅はありません。…天理軽便鉄道現代
に残ってたら、安堵駅(後述)があった所なんですがね。
762mmの軽便鉄道が今もあれば、さぞ面白い事になってたでしょうに。

20171226g.JPG 20171226h.JPG

先程の築堤を見つつ池を迂回すると、西安堵という集落に当たります
民家の横の盛り土になった部分が廃線跡のようですが、どうも歩ける
状態では無さそうなので、更に迂回します。

20171226i.JPG 20171226j.JPG

この西安堵地区町役場や公民館などの施設が集まっており、安堵町
の中心部という事になるんでしょうか?
トーク安堵カルチャーセンターですか。「安堵」と「&」を掛けた?

この付近に安堵駅が存在らしいので、駅の痕跡がナイか探ってみる
事にしましょう。

→次回に続く



…昨日、父親が84歳にて他界しました
ブログやツイッターに関しては、なるべく平常運転を心がけますが、明日
以降の更新コメント返しリプライ等に遅れが生じる可能性があります
事をご了承下さい。

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3957 鉄道廃線跡を探る