新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

狩勝高原エコトロッコ ②

2017/11/20(Mon)

昨日はまた、最近定番化しております播磨下里お絵描き会に参加して
きましたクラ駅長です。

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…今回は珍しく、奈良から電車です。加古川線北条鉄道極端に
本数が少ないので、暗いうちから奈良を出る事になるのですが。

右の画像は大和路線法隆寺駅付近からの車窓なんですが、溜池
向こうに切れ目のある築堤みたいなモノが見えますでしょ?
 
前回の帰路で、大海駅長と話してて「アレは何なの?」という話が出た
ので調べた所、昭和20年まで存在した近鉄法隆寺線天理軽便鉄道
跡地だという事が判明したのです。

コレは近場でいいネタになりそうだから、後日探りに行く事にしましょう。
お絵描き会の報告明後日になりますが、暫くお待ち下さい。
 
さて狩勝高原エコトロッコですが、まずはコースの詳細から紹介していく
事にしましょう。

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トロッコ新内駅を発車すると、まず分岐器に反れてコースを反時計
回りに1周します。そして短絡線を渡って同じコースの2周目を走り、
最後は直進して駅に戻るというルート、全長は約800mなんだそうな。

…そして出発時に、右のようなタブレットの輪っかを1個ずつ渡されます。
コレは途中で使う事になりまが、まあ後程のお楽しみにしておきます。

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駅の出発信号になったら発車。…恐らくは全てが手造りなのでしょう
が、ちゃんと信号の操作盤も備え付けてありました。

そしてコレも後でやりますが、途中に閉塞信号と線路には信号地上子
運転席にはオーバーラーンした時の警報装置まであるという、無駄に
凝った
システムになっておりましたよ。

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保存機関車の脇にある分岐器付近のレールは、元からココにあった
新内駅本物たそうです。

そして随所に廃線コードが這ってて、ブリキの板を曲げたような簡単な
センサー
が取り付けてあるのが確認出来ます。…コレが信号機の地上
端子
のようですね。

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駅の分岐器(…恐らくココまでが駅構内という事になるんでしょうが)を
過ぎると、小さなトロッコ規格のレールに変わるようです。
しかしゲージは立派に1067mmですね。まぁ軌道トロッコソレ用だから
当然なんでしょうが。

そんな感じで待つ10分程度…いよいよ私の番です。新車のキハ82
も捨て難いのですが、はるか遠くを使用中だったので、EF65を選んで
みました。

…考えてみたら、北海道には何の縁もないブルートレイン機関車ですが、
昭和のムードそのままに再現されております。

ではコノ電気機関車(足漕ぎ)で、トロッコ鉄道体験運転に出発です。

→次回に続く



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No.3921 鉄道保存施設を探る