新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

狩勝高原エコトロッコ ①

2017/11/19(Sun)

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隠れた奈良県名物の一つに、道路の
「左折可」というモノがあります。

大きな交差点などで、信号が赤でも
横からの車両が無ければゆっくり
曲がってもイイというアレですが、
最近はカナリ減ったものの、奈良公園
でも幾つか残ってる所がありまして
コレが他所から来た人にはよく分から
ないから、渋滞の原因になるんですね。

そういう車の後ろに着いてしまった場合、ホーンで合図しても理解して
貰えないケースが多いので、このような図案を作りましたクラ駅長です。

ミラー越しに見やすいように、反転文字にしてあります。
コレで何とか分かって貰えると有り難いのですが、上手く行くでしょうか?

さて新内駅です。ブルートレインを使用した資料館を見学した後は、
続いて同じ敷地内にある狩勝高原エコトロッコ鉄道を見てみましょう。

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見ての通り、先程の旧SLホテル真ん前に乗り場があります。
…子供さんなら実物の車両より、こっちに惹かれる所かも知れません。

時期によっては結構な人出があり、カナリの待ち時間が出るような噂
も聞いておりましたが、見た感じ私の前には先客が数組いる程度
殆どが家族連れさんでした。

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まず受付で切符を買います。…よく出来た硬券の乗車券ですね。
1人1回(車両単位ではありません)700円です。

…コノ手の施設に来る度に思うのですが、こういう切符って一般的な
印刷屋さんでも作ってくれるのかしら?コストはどのぐらい?

記念撮影用の制服なども完備しておりますね。JR北海道の旧タイプ
などがあるのは地域性でしょう。

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「エコトロッコ」という名の通り、ココで乗れるのはエンジンの装備ナイ
足漕ぎしきのトロッコ
です。元は例の保線点検車だったりするのかな?

画像にある5号車には「上茶路号」という名前が付いていました。
廃線となった白糠線上茶路駅から貰ってきたモノだそうな。

コレで1周約800mのコースを走り、また戻ってくる感じ。には方向を
変える転車台も作られておりまして、放射状に延びた線路には予備の
車両
を収納出来る構造になっております。…ココからして凝ってますね

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上のような一般的なフレームむき出し
の車両が一般的ですが、1両だけ屋根
付きのがあるという事で、コレが何と
EF65型!

1000番台でなく500番台である所が、
昭和のツボを押さえたセレクトですね。

恐らくはココのスタッフさん無駄に
器用な人が居るモノと思われます。

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そしてパンフレットにも載ってなかった新車がコレ。キハ82の「おおぞら」
じゃないですか!後ろには楕円形の銘板もありますな。

先に待ってた家族連れのお父さんが「スーパーおおぞらじゃないのね」
とか言ってましたが、私より若い世代?…コレの良さが分からない?

待ってる間に説明を聞いてると、コレには圧縮空気で作動するタイフォン
が装備されてるようで、上茶路号の手前に写ってる赤いやつがソレ用の
コンプレッサーなのだと思われます。

基本的には戻って来た車両順番に乗るのですが、余裕があれば好きな
を選べるという事で、ドレにしようか目移りする所ですね。

→次回に続く



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