狩勝峠への旅 ④
2017/11/14(Tue)
…最近のスマートフォンには、料理の
写真を撮るとGoogleが勝手に起動して
口コミなどが投稿出来るという、無駄な
機能があるのですが…
先日の「饂飩倉」で出たうどんの写真を
撮ったら、何故かジョリーパスタが反応
しましたクラ駅長です。
…近くに店舗があるのでしょうが、適当
すぎないか?やはり区別難しい?
さて狩勝峠への旅ですが、途中で出て来た休憩スペースから、少しだけ
廃線跡が見れるそうなので寄り道します。
駐車場の端っこに案内標識がありますが、小笹川橋梁というようです。
…ソレに従って藪の中を少し歩くと、レンガ造りのアーチ橋が見えました。
根室本線のコノ区間の開通は明治40年ですか。当時の感覚だと、鉄骨
やコンクリートで橋を架けるよりは、レンガ積みの建築のほうが一般的
だったのでしょう。…地元の大仏鉄道でも、似たような橋をよく見ます。
すぐ脇に階段が作ってあるので、上に
登る事が出来ます。…ココが廃線跡
という事になりますね。
…新線に付け替えられて、カレコレ
半世紀が経つワケですが、ハイキング
コースとして整備されているので、
歩けばさぞ気持ちのイイ所でしょう
(但し熊が出るかも知れない)。
…残ってる勾配票は25.0‰。新得方向を向いてますので、峠を下って
いく途中なのですが、この数値は蒸気機関車だと確かにキツい。
先の予定が見えにくい旅なので、今回はコノ辺にして車に戻りましょう。
登坂車線のある広い道路を登って行き「狩勝峠3合目」の標識の
所で左へ折れると、今日の最初の目的地である新内駅の跡地付近に
到着です。
正面に見えるのが佐幌岳。…山の天気は変わりやすいのか、晴れたり
曇ったりが頻繁に変わるのですが。
新得駅からの位置関係を地図で見ておくと、
左のような感じになります。
距離にして11km程度?繁忙期には新内駅
跡までのシャトルバス出るらしいのですが、
普段は路線バスの設定が無く(鉄道代行は
除く)自家用車かレンタカー、無理矢理考えて
新得駅からタクシーになるでしょうね。
…実の所、3大車窓だった180度カーブとか、
狩勝実験線のデータを送る無線塔、「まりも
号事件」の脱線地点なども、ココまでの区間
にあるので今後の課題としておきます。
…という事で、いよいよ新内駅の跡地へと入っていく事にしましょう。
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No.3915 鉄道保存施設を探る