新・駅長日誌

昨日はまた名古屋まで出かけ、「寺本ヨシヨシ会」に参加してきました
クラ駅長です。お店は名古屋らしく「世界の山ちゃん」です。



…結婚式の時は２次会が無かったですからね。色々な裏話が聞けて
楽しいひと時でした。改めておめでとうございます。

次回はいつか、鉄道グッズ満載で猫ヨシヨシも出来るお住まいの方へも
お邪魔出来たらと思いますよ。

さて北海道です。帯広からレンタカーで約１時間、新得駅に到着しました。

…去年、ココから狩勝峠への旅を計画してたんですがね。台風直撃で
鉄道は勿論の事、周辺の道路も大部分が不通となり、行路の変更を
余儀なくされたワケでして…ようやくのリベンジですよ。

現在（2017年9月時点）はココから富良野方面の根室本線がまだ不通と
なっており、只見線なみに再開の目途が立ってナイのですが、札幌から
帯広・釧路方面への特急列車だけは何とか通れるようになった状況です。



ともあれ駅は営業してますので、駅舎の中を見てみましょう。

…待合室スペースに、付け替え前の狩勝峠を記録した写真などが展示
されております。当時は「日本三大車窓」の１つと言われた、名所では
ありますが、勾配がキツくカーブも多いボトルネックだった区間ですね。

アナウンスと走行音が入ったレコードなんかもあったのか。
今なら誰かが簡単にYoutubeにアップしてしまうような物件ですが。



時刻表を見て分かる通り、帯広方面から来て富良野や滝川へ抜ける
筈の根室本線の列車は全てココ停まり。…復旧まで時間が掛かる事
が分かってるので、全く空白の時刻表をワザワザ作ってしまった事に、
些かの物悲しさを感じます。

そして不通区間のココから東鹿越まで
は代行バスになりますが…

元々列車本数が少なかった区間では
ありますが、バスの本数は下り４本
上り５本の、恐らくは必要最低限です。

新線の開通で、上下とも普通列車で
概ね40分の同区間ですが、バスは
旧線に近い国道を走るので、下りが
60分、上りは70分も掛かるのだな。

と言うか、この時刻表をダイヤグラムに直してみると、どう考えても
バスは２台必要な状況になります。…そんな所だけ無駄に豪華とは。

 ともあれ休憩がてらの寄り道を終え、
国道38号線を狩勝峠の方向へと
向かいましょう。

新得駅からすぐ落合…と言うかトマム
方向へ走ると、真新しいガーター橋梁
が見えました。

取り敢えずは札幌方面への特急列車
のため、まずココを必死こいて直した
という状況がよく分かります。

…石勝線の開通で、根室本線は道東アクセスのメインルートから外れ
ましたから、どうしても復旧は後回しになるんでしょうね。



そんな事を考えつつ暫く走ると左手、新得山スキー場というソレの近くに
大きな駐車スペースと保存機関車が出てきました。

…ココが国道と根室本線の旧線が分離する地点のようで、案内図も設置
されています。廃線跡は「狩勝ポッポの道」というハイキングコースに
なってるようですが、まずはココから見て行く事にしましょう。

※→次回に続く

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