JR北海道 苗穂工場 ②
2017/10/31(Tue)
…サッポロビール園のレストランを出た
所に、このようなガチャ?がありました。
「唐揚げ工務店」…。少し前に出て、すぐ
見なくなった一発屋みたいなグッズだな。
発想としては面白いけど、実際に食べ
れるワケでもナイし、子供のオモチャに
してもどのように遊べばイイのか謎…。
勿論私も買いませんでしたが。
さて苗穂工場です。まず入ってすぐの所に、目立つように展示されてる
のが、お馴染みのD51でした。
この237号機は昭和13年の製造で、苗穂工場としての1号機です。
資料によると、コレまた生涯北海道から離れた事のナイ機関車だとか。
…戦前のモノではありますが、鉄道の銘板などでは「横書きの左から」
という表記をよく見ます。当時でもコノ方が読みやすいのは事実でしょう。
安平町の320号機でも見た、北海道独特のタブレット受けが見えます。
D51の237号機の後ろに並んでるのが、ガソリンカーのキハニ5005。
コレは苗穂工場の製造ではありませんが、昭和4年から各地で区間の
短い閑散路線に投入された1両のようです。
…北海道での運用は「室蘭~東室蘭」ですか?まさにピッタリかもね。
ソレが戦争によるガソリン事情の悪化によって貨車に格下げされ、
更には倉庫として残ってたモノを復元したんだそうですよ。
他所での使用例を示すためでしょうか?サボが「仙台-塩釜」、所属が
大垣と、チグハグな事になっています。
…大垣は東海道線ですが、美濃赤坂までの支線での運用だったそうな。
やはり工場の敷地は広いので、目指す鉄道技術館はまだ先のようです。
…後述しますが現役で使われてる、レンガ造りの工場の建物も、古くて
貴重なモノなんだそうな。
検査か何かで入ってる721系の奥に、保存車のC62型が見えてますね。
※→次回に続く
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No.3901 鉄道保存施設を探る