新・駅長日誌

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北陸本線 敦賀~今庄の旧線 ⑪

2017/08/29(Tue)

関西以外の方には分かりにくいハナシかもしれないのですが、今回の
北陸の旅では高速道路代を節約すべく、奈良から彦根まで一般道
走りましたクラ駅長です。…帰りも同じルートでしたが。

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往路で言うと、奈良~加茂~和束~信楽~水口~多賀~彦根…という
感じ。画像は和束の茶畑と、信楽の陶器屋の店先です。

低めの山盆地の田舎道ばかりのコースなので、絶対に渋滞する事は
ナイし、距離も高速経由とそんなに変わりません。…慣れればラク
もんですので、今後も北陸方面へはココを使う事にします

さて北陸本線の跡地ですが、一通りの線路跡を見て最終地点今庄駅
に到着しております。新しく改装されたばかりの駅舎に小さな資料館
あるようですので、ココを見てみましょう。

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やはり北陸トンネル開通前は、敦賀と同じくココも「峠を控えた交通
の要衝」だったようで、今庄機関区が置かれておりました。

当時の駅の様子ジオラマで再現されていますが…HOゲージですか?

ソレよりもぅ一回り大きいように見えるんですが。ぃゃ、どうしても
「カネ掛かってそうだなあ」と、斜め方向の感想になってしまいますね。

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古い映像資料も上映されてました。

今庄駅峠の前後だという事は、
補機の連結や切り離しで、どうしても
停車時間が長くなります

ソレで考案されたのが駅蕎麦の販売
「福井と言えば蕎麦」という文化は
ココから来たそうな。「今庄そば」
現在でも福井駅の名物だわな。

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そして駅舎とは反対側の広場…
「サイクリングターミナル」と案内され
てる場所に、蒸気機関車保存車両
がありました。

日本の機関車として、また保存車
としても一番弾数の多いD51型です。

この勾配区間の事ですから、恐らくは
旅客列車もコレでやってた事でしょう。

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以前に見た幾つかの資料では、煙室のハンドルやらテールランプ
欠損してた
ようでしたが、ソレも含めてキレイに整備されてます
…ナンバープレートなんて新しすぎる感じだな。

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簡単な説明とコノ481号機の経歴を記した看板があり、キャブ内にも
入れますが、運転機器の部分は金網で覆われておりました。

…岡山、糸崎、新見、浜田?まぁ何かの縁でココに来たんでしょう。

そんな感じで意外と大ネタになった北陸本線の跡地を探る旅でしたが、
日常的に自動車やバイクに乗る方には是非ともオススメのコースです。

元が鉄道だから急勾配っても20‰程度であり、自転車でも行けるかな。
機会があればご案内もしますので。

ココまで来て時間的にもまだ余裕があるので、折角だから一箇所寄り道
約1年ぶりに猫ヨシヨシのお寺、御誕生寺へ行く事にしましょう。



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No.3838 鉄道保存施設を探る