新・駅長日誌

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加太の休日 ②

2017/05/22(Mon)

大海あすかさんお絵描き会で、久し振りに訪れた播磨下里駅ですが…
今回は時間があるので、建物の細部なんかも色々と観察してみたんです。

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柱にある財産管理票によると、駅舎が建てられたのが大正7年ですか。
…やはり地方の小さな駅ほど、古いのが残るんでしょうね。北条鉄道
には、他にも大正建築の駅舎が幾つか存在します。
 
そして待合室の天井の真ん中にある穴?…まさか囲炉裏が切ってあった
ワケでもナイでしょうが、ストーブなどの煙抜きだと思われます。

…見れば見るほど味のある駅ですね。こんな所で働ける大海駅長が
羨ましいクラ駅長です。

さて加太の休日ですが、駅から歩いて20分程度で、加太の港に到着です。

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まずはご当地の氏神である淡島神社にお参りしましょう。
ちゃんと調べたワケではないのですが、場所柄「海運の神様」でもある
感じでしょうかね?

…以前に見た心霊関係の本「心霊スポット」の1つとして紹介されて
ましたが、特にそんな雰囲気ではありません
ってかああいう取材は、無駄に夜に行くからイカンのだと思うんですが。

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朱塗りの社殿がキレイな神社ですが、ソレより有名なのは「ひな流し」
代表される人形供養でしょうか?

雛人形ってのは、そもそも「女の子が幸せに結婚出来るように」という願い
を込めて買ったり飾ったりするモノです。だから当人が結婚しちゃったら
ソレはお役御免となるワケですが、人形ってナカナカ捨てられませんから、
当然にソレを供養する仕組みも必要でしょう。

この「ひな流し」…以前にテレビのニュース見た事があるのですが、
全国から集められた使用済みの雛人形を、宴会の時にお造りを盛る
ような
に乗せて海に流すんです。…しかし出航と同時に海に落ちる
ヤツも居たりして、ホントに供養になってるのかは謎です。

ちなみに社長は、当人が雛人形の見た目怖がったもんで、ご両親は
敢えて買わなかったんだそうな。…だから結婚出来ねーんだな(猫殴)

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そんな「ひな流し」は3月に終わったばかり…という事か、雛人形少なく
花嫁さんやら市松さんやら…羽子板供養対象なのか?

ともあれ、こう言う雰囲気心霊スポットとして扱われる原因だわな。
 
…もう20年ぐらい前になりますが、当時交際してた女性が、やはり捨て
られない人形があるという事で、2人して京都のある人形供養で有名な
お寺へ、箱に詰めた人形を持って行った事があるのですが…

対応に出て来た人が「あ、じゃあソコに置いといて下さい。」って感じで
カナリ事務的&軽い対応をされて、帰る道すがら「何か違うよなあ」
言い合った覚えがあります。

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…こういう事も「カネ次第」なのかも
知れませんが、祈祷の真似事ぐらいは
欲しいもんですよね。

おっと、置物ではありますが猫が大量
に出てききました。
「バーチャル猫ヨシヨシ」ですね。

こうして見ると「招き猫」にも色んな
バリエーションがある事が分かります。

そんな感じで参拝も終わりました。…参道美味そうな海産物を扱ってる
お店があったので、ちょっと寄り道してみましょう。



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No.3739 駅長が見た風景