播磨下里お絵描き会 1705-1 ②
2017/05/18(Thu)
北条鉄道は周知の通り、全線が1つ
の閉塞区間という稀有なスタイルの
路線です。
ソレでも運行に必要なスタフの携行は
きちんと為されており、高度な安全性
が伺えます。ソレはいいのですが…
その取っ手は楽器のトライアングル
ではナイのか?
…今回も細かい所が気になってしまいましたクラ駅長です。チーン♪
さて播磨下里お絵描き会ですが…まずはボランティア駅長の大海あすか
さんと、常連参加者の皆さんにご挨拶してから参加です。
3年前に社員旅行で北条鉄道を訪れた際、大海駅長を始めとする何名か
の皆さんは、法華口駅などで遠巻きに見物しておられたそうなんですよ。
だから実は「ソレ以来の再会」な方もいらっしゃいました。
…木村外の皆さんから見ると、さぞかしケッタイな集団だった事でしょう。
待合室内には、お絵描き会の日でなくても駅ノートが置かれています。
ソレと駅スタンプ。
…大海駅長の分はまだなく、畦田住職をあしらったモノがありますね。
折角「イラストが売り」な駅長さんなんだから、オリジナルでデザインして
作ればイイのに。と思いますが。
ボランティア駅長が勤務する日にはお茶の用意がされ、参加者以外の
利用者なら誰でも頂けます。
…相変わらずゴミ箱は「工」マークの昭和国鉄仕様ですな。周知の通り
コレは明治期の鉄道が「工部省」というお役所の管轄だった名残りです。
例えば鉄道用地の境界を示す杭とか、国鉄の駅構内で営業するタクシー
の許可証なんかにも、カナリ最近まで使われてたイメージ。
お絵描き会は基本的には無料で参加
出来るのですが、画材などの実費に
充てる200円の参加費か、お茶菓子
などの寄付があると有り難い。
…というお話だったのですが、初回は
無条件に無料なので、奈良で売ってる
「せんとくん」「しかまろ君」のクッキー
を持参する事に。…実際の所、最近は
お菓子が飽和状態だそうです。
次回からは寄付金をお支払いする事にしましょう。
待合室の奥に、四畳半の和室があります。元は駅の仮眠室とかの
用途だったと思われますが、下里庵の祭壇もココに移されてました。
…ココだけお寺なので、お菓子なども一旦は御本尊にお供えしてから
頂く事になります。
本来の予定では「気候のイイ季節になりましたので、外でお絵描き
しましょう。」というお話でしたが、雨が止まないのでココを使います。
…というかコノ四畳半、めっちゃ住みたいんですが。
…そんな感じで、まずは簡単な「お絵
描き講座」からスタート。
風景を描くには、最初に目線となる
「アイライン」を決め、次に奥行の
終点となる「消失点」を決める。
…「一点透視」とか「二点透視」とか
のアレですね。
絵と言うモノは文字と同じで、そもそも
は人に何かを伝えるためのモノ。
今日は「クラさんが奈良から来た」
ので、皆さんで鹿を描いてみよう。
ってな調子で進みます。
鹿か。…毎日見てるモノではあるの
ですが、細かい絵が苦手なので遠目
のシルエットになりましたね。ってか
私はワザワザ近くへ行く事は少なく、
大抵は道路から見てるもんですから。
難しいけど始めてみると面白いもんだ。…というのが第一印象でした。
更に続きます。
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No.3735 北条鉄道派遣日誌