井笠鉄道を探る ①
2017/04/16(Sun)
16日になり、勤務シフトが新しくなった
ので、車載カレンダーも更新しました
クラ駅長です。
六本木のイベントで撮った「どう見ても
結婚式にしか見えない」と言われるヤツ
ですが、社長が考えた設定では「国籍
目当てに偽装結婚した台湾人の妻」
なんだそうな。
まぁ「お気に入りのうちの1枚」です。
しかし画像の内容と4月という季節とは、全く関係ありません。
…コノ時期はゴールデンウイークが含まれるので、例年なら大曽根の
イベントとの兼ね合いで休みをどうするか?発表が遅いとホテルの予約
にも困るケースが多かったのですが、コレももぅ関係ありませんわ。
さて次の報告ですが、真鍋島で猫ヨシヨシを堪能した後、再び高速船に
乗り、笠岡市本土へと戻ってきました。
時刻はお昼過ぎ、午後からは昭和46年までコノ地に存在した、井笠鉄道
という軽便鉄道の跡地を探りに行く予定なのです。
余談ですが真鍋島行きの船は、他所の一般的な離島連絡船のような
「往復切符」がなく、帰りの分の切符は島にある切符売場で買うという
システムです。…高速船と普通船で価格が違うからだと思われますが、
ちょっと珍しいですね。
まずはソノ笠岡港からすぐの、西ノ浜北児童遊園地という所に来ました。
国道2号線とJR山陽本線を跨いで市の北側へ抜ける高架道路の下が
児童公園になっており、ココに気動車が1両保存されております。
井笠鉄道はココ国鉄山陽本線の笠岡から北へ、現在の井原鉄道の
井原や矢掛、そして神辺に近い場所までの3路線、合計37kmを運行
していました。
…説明によると昭和7年製のガソリンカー、ホジ9号となってますね。
軽便気動車にありがちな、バケット(荷物台)が前後に付いてます。
車両は何箇所かに分けて保存されているようなので、まずはココが
一箇所目です。資料がなく予定外でしたが、港へ向かう道からよく
見える所なので偶然に発見したと言うかね。
昭和初期の軽便車両という事で、車体は木造なのでしょう。ガラスの類
はなく、ロングシートもモケットを外して木のベンチに造り替えられており
ました。…そして「点検蓋に蹴つまづきそうになる」というのも軽便気動車
のお約束です。
児童公園にあるという事で、保存車両というより公園の遊具のような
扱いなのかも知れません。運転機器類も溶接された上に、ペンキで
塗られています。…網棚はあるけど吊革はナイね。
…それでもまた保存会があるらしく、
細々とではあるものの、清掃や修理
などの作業が続けられてるようでした。
ツイッターに画像を挙げたら「いいね」
を頂きましたよ。
所で公園の位置なんですが、笠岡駅
から見ると国道を挟んだ反対側でして
思ってた井笠鉄道の場所と違うんです。
単に都合のいい場所に置いただけなのか?ソレとも… 気になるモノを
見つけましたので、次回に続きます。
※→次回に続く
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No.3703 鉄道保存施設を探る