みすゞ潮彩号 ⑥
2016/11/11(Fri)
…実家の母親からきた郵便物です。エラく古い
少額の切手が大量に貼ってありますね。
祖父が切手集めを趣味としてたので、このような
特に希少価値のナイ記念切手が大量にある
ようで、母は「使わんと勿体ない」という理由で
普段使いしてるそうな。
そう言えば昔の切手で「SLシリーズ」なんて
のもありましたよね。丁度完全引退する時期に
記念として発行されたモノだと思うんですが。
…アレが残ってたら、鉄ヲタ同士の文通最適
な気がするので、一度実家で探してこようと思う
クラ駅長です。
さて「みすゞ潮彩号」です。 海岸沿いの風景を眺めつつ列車は進みます
が、この辺でレクリエーションのお時間のようです。
アテンダントのお母さんの指示で、海側に向いていた座席を90度回転
させ、進行方向に向けます。一体何が始まるんでしょう?
…拍子木の音とともに始まったのは紙芝居でした。
このアテンダントのお母さん(掲載許可を得ています)は、下関の紙芝居
グループのボランティアさんだそうで、車窓に見える風景の解説をしつつ、
上下それぞれの列車で1回ずつ、紙芝居の上演をするんだそうな。
手作りと思しき拍子木用の巾着がカワイイです。
仙崎行きの列車では、ご当地の詩人である金子みすゞの生涯。
…私は上っ面しか知らないのですが、彼女の詩というのは死後何年も
経ってようやく発見&評価されたそうですね。
私のブログも死後に評価されたら面白いと思うんですが。
ちなみに帰り便の出し物は、宮本武蔵vs佐々木小次郎の巌流島の決闘
だそうです。…正直こっちの方が見てみたかったな。
長距離列車もなくなり、完全にローカル化した山陰本線ですが、普通
列車は割と頻繁にすれ違う感じ。
コノ辺りでも一部の駅に「京都方面」という表示が残ってたりします。
やがて列車は長門湾?に近づき、仙崎と陸続きになっている青海島が
見えてきました。
という事で、下関から2時間と少しの旅を終え、長門市に到着です。
ココからは仙崎支線、あと一駅で終点ですね。
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No.3547 乗り鉄日誌>JR西日本