新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

筑後川昇開橋 ①

2016/08/28(Sun)

20160828a.JPG吉ヶ原駅で見つけたモノ第2弾。
松本清張の「砂の器」2011年テレビ
ドラマ版のDVDです。

ストーリーに関してはもぅ省きますが、
主人公となる2人の刑事が、捜査で
秋田県の羽後亀田を訪れるシーン
などが、ココで撮影されています

鉄道メインのハナシではないので
鉄的には突っ込み所が多いですが。

古くから何度も映像化されてる小説ってのは、各年代の作品でソノ細部
を比べて
見るのも好きなので、珍しくオンエアを楽しみに待って視聴した
覚えがあるクラ駅長です。

…コレは東日本大震災のせいで、放送がカナリ延びたんですが。

さて佐賀県です。久留米でレンタカーを借り、筑後川の河畔を下って
行くと、ようやく目的地が見えてきました。
 
20160828b.JPG 20160828c.JPG

1987年に廃止された国鉄佐賀線の跡地で、ソノ路線の名物でも
あった筑後川の昇開橋が、遊歩道として保存されていると聞いて
おりましたので。今日はコレを見に来ました

航空写真で見ると、影の映り方が面白いですね。
私が着いたのが写真の上方佐賀県側「橋の駅ドロンパ」という所。
ソレは後で行くとして、まずはココから見学を始めましょう。

20160828d.JPG 20160828e.JPG

「橋の駅」から昇開橋に向かう部分は公園として整備されており、タイル
線路の位置も再現されています
まぁ奥の階段のような地形鉄道には無理ですから、もっと緩やかな
築堤
だったのだと思われますが。

佐賀線の開通は昭和10年の事、筑後川の河口近いココは、潮の干満
の差が
大きく大型の船を通すのにこのような構造の鉄橋が必要だった
そうな。

20160828f.JPG 20160828g.JPG

区間としては、佐賀から鹿児島本線の瀬高までを結んでいました。
1982年の時刻表を見ると、10往復の旅客列車が設定されています。

…右のは何でしょう?南京錠が大量に引っ掛けてありますね。
大井川鉄道の「奥大井湖上駅」みたいな恋愛成就の風習でしょうか?
ちょっとノーマーク。

20160828h.JPG 20160828i.JPG

偉そうに立ってるオッサンは、ソノ昔に中国から来た徐福という人です。
皇帝の命令不老長寿の薬か何かを探しに船出して、何を間違った
のか和歌山県の新宮に来ちゃった人ですが、ココにも寄ったのかしら?

橋の袂に、昇開橋の可動時間というのが書いてありました。
列車は走らない遊歩道ですが、今でも下を船が通るのは変わりナイ
ですから、定期的な上げ下げが必要なんでしょう。

…コレを見る限り、渡れる時間渡れない時間30分毎の交互にある
ワケですよね。見ると今は「下がってる」状態なので、今のうちに渡りに
行ってみましょうか

→次回に続く



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No.3472 鉄道保存施設を探る