三河線廃止区間を三度探る ②
2016/07/14(Thu)
ある日の午後、いつものように市立病院
の待機場でボーっと本を読んでたら、
イキナリ大阪空港までのお客に当たり
ましたクラ駅長です。
…昼間では滅多にナイ大当たりです。
1日の目標額の半分程度が一気に
売れた感じ? こういう日は、残りの時間
が気分的にラクですね。
でも大阪方面へ行った場合、帰りの高速代が一部しか出ないので、
一般道を帰るか自腹で乗るかになります。
私は面倒なのが嫌いだし、長距離が当たれば「自分にご褒美」的な
感じで自分で出すケースが多いんですが。
さて三河線の跡地ですが、航空写真を見て線路跡を推定しつつ、先程の
三河広瀬から猿投方向へ走っております。
線路だけでなく、勾配票やキロポストなども残ってます。
同区間の廃止が平成16年ですから、今年で12年目って事ですよね?
当然の事に、撤去作業にも費用がかかるハナシではありますが、
天下の名鉄ともあろう大手私鉄なのに、経費が捻出出来なかったり
するのかしら。
…但し踏切だけは完全撤去な所が多い感じでしょうか?
鉄道が廃止された後ってのは、道路に転用されるケースが多いと
思うのですが、コノ辺は元々から県道が平行して走ってますので、
ソノ必要もなく、交差部分だけが整地されています。
…コレだと工事費用は自治体に負担させる事が出来るとか?
つい要らん勘繰りを巡らせてしまいましたが。
そして先程発見した鉄橋跡に、出来るだけ近づいてみました。
…ってか自分でやってて「線路跡に勝手に立ち入るってどうよ?」
とは思うのですが、何の注意書きもナイし地元の皆さんは明らかに、
畑のあぜ道みたいな感じで使ってるっぽいし…あまり気にしない事に
しましょう。
鉄橋部分は勿論、フェンスでガードしてありますが、何かのロケに
許可を取ってなら使えそうな気がします。
…アレだ、「砂の器」で本浦親子が放浪するシーンとか。
そうこうするうち、途中駅の跡地のようなモノが出てきました。
三河御船という駅だったようです。駅前が小さな公園のようになってて、
ホームと屋根なども残っています。 ココでまた航空写真と比較して…
先程のホーム上の画像が、地図上に「A」で表した視線。
「B」が前方の踏切跡の部分です。 4本の四角い道路に囲まれた土地
だから、このように箱庭と言うか、撮影セットのように残ってしまったん
でしょう。面白い例かも知れません。
ただ、駅舎のナイ小さな駅ですので、三河広瀬のように地域交流の場
に転用される事もなく、イイ具合に廃れてる感じでした。
という事で、更に先に進みますと、道路脇の空き地に変わったモノを
発見しました。
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No.3427 鉄道廃線跡を探る