新・駅長日誌

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秩父鉄道 ③

2015/01/22(Thu)

近鉄奈良駅からタクシーだと2メーター(小型で750円)の所にあるのが
奈良で一番の老舗ホテルである奈良ホテルです。
…私の中での「ガッカリ目的地」の1つでもあるのですが。

私のように宿泊施設なんか布団とシャワーとインターネットの設備さえ
あれば満足な者にはソノ価値はよく分かりませんが、やはり遠方からの
年配のお客さんにとっては「信仰」に近い人気があるようですね。

ただ、木村絡みのハナシをすれば、ココは社長が大好きな辰野金吾氏
の手による明治建築の1つなんですよね。

社長にも勧めておきましたが、来るかどうかは分かりません
興味のある方は一度お泊りになって下さい。…1泊スーパーホテルだと
1週間ぐらいイケそうな値段設定ではありますが。

…ってかココからは偏見ですが、今時「漢字固有名詞+ホテル」って
名前の宿泊施設はレトロを通り越して「単に古くさい」と感じません?
如何にも「老人好み」って感じです。老舗だから仕方ナイのですが。

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さて秩父鉄道です。
三峰口から普通列車で寄居を経て、
熊谷方面へと向かっておりますが…。

ぁ、元都営の6000系に出会いました。
熊本電鉄でも見たヤツですが、
インドネシアっぽい雰囲気の向こうさん
と違って、原型に近いスタイルですね。
こう言うバラエティさが、地方私鉄の
面白い所だと思います。

所でコノ区間には小前田という駅があるんですが、車内の電光掲示板
「次はオマエダ」
と、ホラー映画のようなメッセージが出ることで
知られてますよね(ドコで?)。

是非とも撮って帰りたかったのですが、一瞬すぎて無理でした。

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そんな感じで熊谷に到着。隣接するJRの駅は、
新幹線サイズの巨大な駅ですが、こちらは
ホーム一本のみの意外と小規模な造りです。

夜行バスで早朝の新宿に着き、西武線で秩父方面まで来たでしょ?
そこから三峰口を折り返してココでお昼前ぐらいです。

最初に漠然と考えてた時は、熊谷辺りで泊まりになるのかなあ…という
予想だったのですが、詳しく調べて行くとまだまだ行けそうとう事で、
今回の宿は宇都宮になりました。

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ココから羽生行きに乗り換えです。
秩父ジオパークという施設のラッピング電車
に当たりました。

…こういうラッピングが窓にかかる場合、ソノ部分はメッシュにして
視界は確保するのが普通だと思うのですが、コレに関してはしっかり
ステッカー状態で埋まってました。別にイイのですが。

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そして終着の羽生に到着。ココで東武鉄道
乗り換えです。

熊谷から羽生までは、秩父方面の山間の景色
まるで違って、田んぼの中を一直線に走る
感じの所が多いのですが、さっきから矢鱈と
撮り鉄さんを見かけるんですよね。

…折しも小雨が降り出し、生憎の天候なの
ですが、皆さんナニを必死にカメラを構えて
るんでしょう?ジオパークのラッピング電車って
そんなに珍しいの?



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羽生に着いて謎が解けましたこんなのが
停まってるんですよ
甲種回送ですね。
さっきの撮り鉄さんたちはコレを待ってたのか

調べてみた所、東武鉄道に新車を搬入する際などに、先述の
熊谷貨物ターミナルから武川までの貨物線を経由して羽生まで、
秩父鉄道を介した甲種回送のルートがあるらしいんです。

コレは然程新しいとは思えない電車「熊谷方面へ」回送する
ワケだから…何でしょう?車両メーカーへ持ち込んでの検査とか?

小柄な電気機関車ですが、目測10両ぐらいの電車を難なく牽いて
出て行きました。何か凄いモノを見たような気がします。

という事で秩父鉄道も無事にクリア出来ました。
次はココから東武鉄道です。今回は概ね栃木県内の路線を中心に
乗ってしまいましょう。



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No.2888 乗り鉄日誌>地方私鉄