東北リーチの旅⑯ ドラゴンレール?
2014/11/09(Sun)
近所の産婦人科医院の看板ですが…
「分娩はじめました!」?
…冷やし中華みたいに言うなよ
と思うクラ駅長です。
さて東北ですが、今回で一応の最終回。
気仙沼から大船渡線の普通列車で
一ノ関へと向かいます。
気仙沼1429---一ノ関1552 普通336D
盛イチ キハ110×2両
こちらも今回乗ってきた山田線・釜石線の内陸部と同様、震災による
大きな被害からは免れたようで、鉄道による移動が可能です。
発車してすぐ、柳津方面から来た気仙沼線のBRTと出会いました。
当然こちらも元は線路だった所なんでしょう。
…東日本大震災に限らず、災害不通区間って各所にありますが、
手っ取り早く復旧する&「足」として存続させるには、コレが一番
いいのかなあ。鉄道のレールと車両が消えてしまうのは残念ですが。
段々と勾配がキツくなり、列車のエンジン音も
高くなってきました。
横横横と走る路線に共通する特徴ですな。
運賃表を見るに、車両は北上線と共通運用なんですね。運賃は周辺のBRT
とも合わせて計算します。…あくまで鉄道路線と同じ扱いなんでしょう。
あと、ドコの駅か忘れましたが、ポケモンのスタンプラリーにちなんで
ピカチュウの形に刈り込んだ植木がありました。
…丁度デジカメの電池切れで撮れなかったのですが。
所で大船渡線と言えば、やっぱり気になるのが
この地形でしょうね。
上り方向で言うと千厩から陸中門崎の間で山を迂回
するからなのか、極端に北へ曲がり込むルートに
なっています。
ココから曲がりくねった龍の胴体に擬えて、
「ドラゴンレール大船渡線」という路線愛称が
付いたんではなかったでしょうか?
両駅間の鉄道の営業キロは26.1km。列車は
約40分弱かけて走ります。
そして同区間を道路(地図に赤で示したルート)
で行くとすれば約11キロ程度だと思われます。
「じゃあ走ったら追い付くんじゃない?」というのは誰しもが考える事の
ようで、以前にコレも「探偵ナイトスクープ」のネタになってましたね。
地元の人に取材をして「マラソンの心得のある人が本気で走れば何とか」
というレベルであると分かり、駅伝選手の高校生を起用して、マラソン中継
なみの大規模なロケをやってました。
…結果、強風で列車が遅れた事に助けられて(ランナーの方も向かい風
で苦心したらしい)、ギリギリ同着のゴールだったようでした。
ぃゃ、車でもツラい条件だと思いますよ。選手くんに拍手です。
という事で終点の
一ノ関に到着。
今回の旅も終わりに
なります。
…あとは新幹線で
仙台へ出て、飛行機
で帰るのですが、
ラストの駅弁。
気仙沼で「あわびめし」
が入手出来なかった
ので、似た感じで
「あわびうに飯」。
…コレはコレで行けますね。チラホラ立席も出てる自由席で、
何とか座って頂きました。
今回を以って東北の横横横の路線もほぼ終わりになりまして、
残るのがIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、JR大湊線の3本です。
…次回の18シーズンで何とかなるかな?折角青森が絡むんだったら、
急行「はまなす」にもう一度ぐらい乗れる?…適当にお楽しみに。
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No.2814 乗り鉄日誌>JR東日本