新・駅長日誌

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東北リーチの旅⑭ BRT大船渡線

2014/11/07(Fri)

社内会議で社長から出た、先日の坪尻駅ツアーの感想…。

「ウザいのがよく分かったでしょ?よく一緒に行こうと思ったわね。」
(要旨)

…まぁ2時間でアレですからねぇ。
でも楽しかったですよ。毎回だと面倒に感じるかも知れませんが。

所で、nam先生が企画する次回の講演会は、ヨコミ氏を呼ぶかどうか
検討中だったと思うのですが、どうなったんでしょ?
集客は見込めますがクオリティは落ちますよ。…と思うクラ駅長です。

さて東北です。からはバス高速輸送システム(BRT)に乗車です。
…私がよく間違うBLT「ベーコン・レタス・トマト」のサンドイッチの事
ですが。ぇ、そんなのはお前だけ?

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先述の通り、元々は鉄道の駅であった施設
線路の部分をアスファルトが嵩上げして、
そのまま乗り場としています。

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田舎のバスターミナルと同じ感覚で、ついつい道路を横断しそうに
なりますが、ココはBRTの軌道内だという事で、「踏切」に当たる
緑色の横断帯以外は立入禁止
ココを渡るか、元から残ってる跨線橋を通らないとダメなんですね。

車両はこんな感じ。構造は一般的な路線バスと同じですか?
何となく「ゆとり~とライン」みたいな、特殊な部品が付いてるモノを
想像してましたが。

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盛1241---気仙沼1359 BRT(便名不明)

そん感じで発車。元は鉄道の線路があったであろう(既乗ではありますが
覚えてない)場所が、専用道路に改装されています。
風景も列車の車窓そのままな所がありました。

途中には待避所もあるんですが、両方向に信号が付いてて閉塞システム
になってる感じですよ。

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面白いのは踏切に当たる部分です。遮断機が
「こっち側」
に付いてて、BRTが通る時だけ
開くんですね。ソレに連動する信号機もあります。

で当然、全ての区間が専用道路として復旧してるワケではないので、
一般道を走る所もありました。
…右の画像、矢印の向こうが未整備の線路用地なようです。

しかし乗ってて気が付いたのですが、車内アナウンスの放送が総じて
「この車は…」とか「発車直後にBRTの後ろを横切らないで下さい…」
みたいな感じで、断じて「バス」という単語を使わないの。

ぃゃ、バスでしょ?何か別のコダワリがあるんでしょうか?
 
20141107i.JPG
気仙沼に近くなると、元の軌道から
大きく離れて、海岸沿いの一般道
走ります。

…有名になった「奇跡の一本松」
近くにも停留所が追加されてて、
車内からですが見る事が出来ました。

…ココでの乗り降りも多かったです。


ソレにしても、隣にまだ壊れたままのビルが残ってて、少し痛々しい
感じは否めません。

そんな感じで気仙沼に到着。ココから再び鉄道の旅に戻ります。

代行バスとかBRTって、地元の皆さんには交通機関の1つなんでしょうが
余所者の私には時々「被災地見学勉強会」みたいに思える事が
あるんですよね。

「しっかり見て伝えてくれよ!」って誰かに言われてるような気がします。
今回も大いに勉強になりました。



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No.2812 乗り鉄日誌>JR東日本