新・駅長日誌

そんな感じで観光研修で奈良公園を回った日の事ですが、
お昼ご飯は県庁の６階にある職員食堂で頂きました。
一般にも開放されてて、自由に利用する事が出来ます。

…40年以上も奈良に住んでて、ココに来たのは初めてです。
ってか県庁の建物に入ったのも初めてだったりしますが。













学生時代を思い出させるようなセルフ方式の食堂で、奈良の地場の食材
を使ったお料理が出るらしいんですよ。
…このトンカツの豚も奈良県産、黒い部分は竹墨の入ったパン粉だそうな。

時間を外すと平日でも空いてますから、また行こうと思うクラ駅長です。
残念な事にアルコールは置いてないのですが。

さて、豪雪の山形で温かい人情に触れた翌日の事ですが…

この日は取り敢えず、新庄から何とかして秋田県へ抜け、羽越本線、
由利高原鉄道、男鹿線に行けたらなあという計画です。
…と言うか「帰りは秋田から飛行機」と決まってるんです。
ココを変えるとカナリ面倒な事になる。













前日に、400つばささんから教えて頂いた通り、まずは奥羽本線が
真室川までしか行きません。…地図で見るにソコから先は県境を越える
ので、山間部の峠になってて積雪がより多いんでしょう。

んで、当初の予定としてました陸羽西線は…12月2日に一部区間で
路盤の異常が見つかって、古口から清川までが運休中！
…んー、こっちに来るまで全然知らなかった（※現在は復旧してます）。

って事で、いきなり２つの方向を塞がれてしまったワケですが…
陸羽西線は代行バスなら行けない事はナイというので、そっちに決定です。













新庄駅で２日目の検印を貰い、代行バスに乗車します。
途轍もなく早い時間帯ではありますが、通学の中学生なんかが多くて
50％ぐらいの乗車率です。

…ってか初日は米沢～天童～新庄と移動しただけだったんで、
前代未聞の赤字（1,930円）に終ってしまいました。不可抗力ですがね。


所でその代行バスなんですが、
鉄道とほぼ同じルートを通る道路を
バスで走ったとして、余計に時間が
かかるのは当然の事ですよね。

だから、終点まで直行する「快速」と
各駅に寄って走る「各停」が同時に
発車するというダイヤになってる
らしいんです。
…なかなか考えてありますね。

但し、私が乗る6:00発のバスは快速のみ。
…コレで列車に乗れる限界の清川駅を目指します。


陸羽西線の
線路にほぼ沿う
格好で県道が
走ってるので、
そのままココを
行くワケですが…

まだまだ除雪の
真っ最中！


関西辺りに住んでたら、滅多に見れない光景
かと思われます。


…当たり前ですが何台もの除雪車を
追い越しました。

地元の運転手さんだから、まぁ慣れてる
んでしょう。雪道ではありますが
かなりのペースで飛ばしていく感じ
です。…怖くないと言えばウソになるな。

そのうち、最上川に沿って走る
ようになります。

陸羽西線は愛称を「奥の細道最上川ライン」ってぐらいですから。
…段々と明るくなってきましたね。













という事で清川着。ココからようやく陸羽西線の列車に乗り換えです。

私の自分ルールでは、乗り潰しに「代行バスは不可」なので、
今回は取り敢えず「日本海側へ抜けるための措置」という事だけにして
陸羽西線の完乗は次回の課題として残して置おきます。

…どうせ米坂線とか羽越本線の坂町～余目も残ってるし。

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