新・駅長日誌

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天空⑥ 謎の待合室

2013/05/14(Tue)

日常的な仕事の一つとして「製薬会社によるお医者さんの接待宴会」
というのがあるんですよ。
…私らはそのお医者さんを、最後にお家まで送るのが仕事なんですが、
経費は製薬会社がチケットで払うので、まぁ売上の上がるネタです。

しかしコレが「当たり外れ」の大きなもんでして、当たると大阪や京都、
外れると新大宮の飲み屋街とか、待ってる時の緊張がスリリングなのね。

先日もソノ仕事で、あるレストランへ7台で行ったんです。
入口の看板に西奈良地区○○医師会様」みたいな事が書いてあったんで
「大した距離じゃナイけど楽でいいや」…尚且つ、
「コレなら当たり外れの差は小さいだろうなあ」みたいに思ってました。
実際、私が乗せたお客さんは学園大和町、3000円ぐらいのもんです。

で、こう言う時は後から乗り場で顔を合わせた時に、お互い「アレどこ
だった?」
みたいな会話になるのですが、みんな富雄だの北生駒だの
ってる中、私の次だった人が、「俺、門戸厄神だったぞ!」

…ソレって兵庫県の西宮のもっと北の?ドコが西奈良やねん?

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聞くと、殆どが開業医さんである中、
ソノ人だけが勤務医で、そんな所から
通ってる
とか…。

まぁ何かに付けて運の悪い私ですが、
このケースは素直にソノ人に対して
「良かったですねー」と喜べたクラ駅長です。

…タクシーはホントに「ロシアンルーレット」
みたいなもんです。だから面白い

画像は、営業所に貼ってあった売上目標ですが
私は大抵、各項目プラス1万円ぐらい
を目標にやってます。でもなかなか厳しい。

十五夜イベントの時に、ナム先生と悪酔いした渡辺さんをタクシーで
ホテルへ送った後、1人になってその運転手さんと話してた時に
「今日はまだ25,000円ぐらいだから、もっと走らんと帰れないんだよ。」
みたいな話をされてました。…あの時間に。ソレはキツいですねぇ。
ドコでもみんな大変ですよね。私は好きでやってるからイイのですが。
(※地名がローカルすぎてスイマセン、奈良の事なんて知らんわな。)

さて高野山です。駅舎の2階にあると言う、謎の待合室へ行ってみましょう。

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レトロな風合いのお部屋です。

場所柄から考えるに、恐らく元々は
貴賓室たいな用途だったのかも
知れません。

が、ミニ資料館みたいな
スペースになっちゃってますね。



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慎ましやかな鉄道模型と、よく分からんCTCパネルみたいなモノ
「お試し下さい」ってから触ってみたのですが、イマイチ分りませんでした。
(電気が来てないのか?)

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そうかと思ったら、いきなり「お墓のミニチュア」…。
恐らくは高野山関係の塔頭の一つで売ってるやつの見本ってか販促物?
…と、売店で売ると思しきお菓子の在庫。…盗まれやしませんかね?

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更に奥に行くと…「展望の間」?ってかコレ、会議室じゃないんでしょうか?
確かに窓が広く取ってあるから見晴らしはイイです。
眼下には、発着するケーブルカーの屋根が見えました。

…社長、ここイベントに使えますよ
地味だけど広いし、普通の人はなかなか来ませんし。ぇ、遠い?

では更に「折角なので」、高野山のお寺へお参りです。



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