新・駅長日誌

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映像化について考える ③

2007/10/06(Sat)

昨日書いた⑤について…特定の職業やら病気に関して、今とは違った見識
で昔は差別されてたモノってのがあるワケです。

「砂の器」だとハンセン病…。犯人の父ちゃんは、原作&古い映画では、
それのために迫害され、故郷を捨てて子連れで放浪するハメになったんです
が、今では差別的な内容に当たるって事で使えないようですね。

で、「殺人を犯して逃亡」とかそんな感じに変更…。

「ゼロの焦点」引っ掛かりそうなのが、戦後の混乱期によく居た
進駐軍の兵隊相手の売春婦かな?あの呼称も今では差別用語らしい。
時代的にも無理があるから、どうしよう?

風俗産業自体は今でもあるし、「職業に貴賎なし」とは言っても、
社長婦人として地方都市で文化人とされてる才媛な人の過去が、それと
バレたらマズかろう(殺人の動機になる?)。

「立川の商売女→新宿の風俗店」ぐらいに変更かな?
殺された新郎くんの過去は「立川署の風紀係→新宿署の生活安全課」とか。

広告代理店の営業マン携帯電話を持ってないのは有り得ないから
失踪して行方が分からんってのも無理が出るけど、わざとらしいとは言え
「電源が切ってあって繋がらない」しかないか…。

そいうい点を上手く処理したら、リメイク作品はいいのが出来ると思う。
現代版「ゼロの焦点」…是非とも見てみたいもんです。

No.223 下らないアイディアシリーズ