新・駅長日誌

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映像化について考える ①

2007/10/04(Thu)

今、松本清張の名作「ゼロの焦点」を読んでるんですが…

 新婚間もない夫婦の夫が、出張先の金沢で謎の失踪。
 妻がその行方を追うが、夫の兄も何者かに殺され、
 夫の過去の複雑な人間関係が顕わになっていく…

ってな感じのお話です。昭和30年代前半の作品ですね。
私が、こういう古い小説を読むと、ついつい考えてしまうのが

「現代に設定を移してドラマ化(又は映画化)したらどうなるか?」

って事なんです。別にテレビ関係者でも何でもないんだけど。
「ゼロの焦点」も勿論、過去に何度か映画化・ドラマ化されてますが、
私が見たのは全部、さほど間を空けないで作られたモノか、
その当時の時代設定のモノでした…大井川鉄道とかでロケして。

同じ松本清張の「砂の器」「黒皮の手帳」なんかも、最近ドラマ化されました。
賛否は色々あるが私もまぁ「うまく処理してるな」と思う部分と
「そりゃ無理あるだろ?」という部分と、両方ありますね。

…やはり難しい事なんだと思う。

※明日に続く。

No.221 下らないアイディアシリーズ