新・駅長日誌

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クラ的韓流思考~「ロストメモリーズ」

2007/06/15(Fri)

韓国の映画で「ロスト・メモリーズ」ってご存知ですかね?

歴史の授業で習うハナシですが、1909年に、中国のハルピン駅
で、伊藤博文が、朝鮮の独立運動家の安重根に暗殺されます。

…ある日本人が、その時代にタイムスリップして、伊藤博文の
暗殺を阻止してしまうワケです。

するとそこから歴史が狂い始め…

日本はアメリカと同盟を結んで第二次世界大戦に参戦。
・原爆はベルリンに落とされ、日本は戦争に勝ってしまう
・その結果、朝鮮半島は日本の植民地のまま21世紀を迎えてる。

チャン=ドンゴンが演じる主人公は、朝鮮民族出身の若者で
特殊警察の捜査官なんですが、歪んだ歴史を元に戻そうとする
朝鮮人組織と、最初は対立し、後に共闘するというお話です。

歴史を元に戻すには、もう一度タイムスリップする必要がある。
それには、日本の財閥からある歴史的遺物を奪わなければならない
で、激しい戦闘が繰り広げられると…。

金かかってますよ。
韓国のアクション映画ってのは、ハリウッドの次ぐらいに派手に作るし
自治体も進んで撮影に協力するそうな。

劇中のソウルの町は、日本の植民地なんで、日本式に「京城」
呼ばれてます。何となく新宿にそっくりな町並みに、派手なネオンが
輝き、左側通行の道路には日本車が溢れてる。
朝鮮総督府を見下ろす所には、馬に乗った豊臣秀吉の銅像…

よく韓国の国民感情が許したもんだ。

さて、劇中に出てくるパトカーですが、現代の日本と同じ白黒の塗装で、
横っ腹には「京城府警察」の文字。

車種は勿論Y31系セドリックのセダン!
日本から持って行ったんかコレ?

いや、別にそれが言いたかっただけではないですが、興味ある方は
見て下さい。

No.110 かなりズレてる映画評論