新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

愛知こどもの国を探る ③

2019/01/24(Thu)

正月三河線の海側の廃線区間帰りの事ですが、比較的近場
駅ノート「あるかも知れない」という三重県内の2駅を探りに行って
きましたクラ駅長です。

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紀勢本線六軒関西本線2駅なのですが、ココは駅を管理
する
会社や団体理解を得る事が難しいのか(ソレが当たり前なのです
が)、置いてもすぐ遺失物として撤去される

なのに物好きな人懲りずにまた置く。の繰り返しになってる所なんです。

個人駅にノート置きたい場合、やはり鉄道会社地域の自治体など
ハナシを通して許可を得る事が最良であり、 置いたからには小まめ
に(出来れば毎日少なくとも週に1度ぐらい)見回って管理すべきモノ
だと思うんですね。

しかし「ココにはナイから」程度の思い付き無責任増殖させてる人が
いるのが現状であり、上記の2駅正にソレ

そう言う所は名のある絵師さんたち敬遠してしまう傾向にあります。
2駅とも最近置かれたばかりの筈が、やはりありませんでした。まぁ
予想通りなのですが。

さて愛知こどもの国です。引き続き「こども汽車」車両などを見回って
おります。やはり「本物」と聞くと見る側気合いが入りますね。

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ココには機関車が2両客車が2編成あるようで、入線してきたのがB12
号機「しおかぜ」というヘッドマークが付いてます。

奥手に停まってるのがB11号機。まぁ同型の兄弟車でしょうね。向こうは
「まつかぜ」。…名前が国鉄っぽいのは恐らく偶然です。

軽便規格の小さな機関車なので、テンダ(炭水車)無くても事足りる
ですが、何故か連結されています

…ネタをバラすとコレは炭水車見せかけた電源車でして、客車の電灯
車内放送などの電気を供給するためのディーゼル発電機が入ってる
そうな。やはり現代では、ダイナモだけでは不充分なのかね?

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銘板は、やはり協三工業昭和49年製。同社はコノ機関車をキッカケに、
全国各地の遊園地向けの鉄道車両蒸機とは限らない)の製造を本格
的に始める事になったそうです。

客車協三工業お揃いだと思われます。…黄色の線ってのは
木村鉄道カラーに近いですね。でも「まつかぜ」編成の方は色違いの
青色した。…社長カラークラ駅長カラー(猫殴)

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…単に乗ってるだけでは面白くナイので、客車もよく見ておきます。
オープンデッキスタイル「ハフ」に相当するモノにはブレーキハンドル
が付いておりました。

足回りは一応は台車を使うボギー車ですが、ほぼ軽便スタイルですね。
サスペンション固そうです。まぁ距離が大した事ナイのでスピード
そんなに出ない筈であり、事足りると言えばそうなのかも知れません。

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連結器軽便によくあるピンを挿すやつではなく、自動連結器に近い
モノに見えます。 固定編成ではなく多客時には増結する事もあるよう
で、引込線に予備の客車が見えました。

…私が乗った便は見た限り、全部で20人も居ない感じでしたが。

で、ホームの隅に複数の種類の石炭が置いてありました。 私はソノ辺
の知識がナイので詳しくは分からないのですが、本格的に走ろうと
思ったら石炭も種類を使い分けるモノなのかも知れません。

とか何とかやってるうちに発車のようですから、車内に入って待つことに
しましょう。

→次回に続く



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No.4351 鉄道保存施設を探る

愛知こどもの国を探る ②

2019/01/23(Wed)

播磨下里駅の待合室には、古い木製の事務机があります。恐らくは
国鉄時代有人駅だった頃からのモノでしょう。

20190123a.JPG引き出しを開けたら、よく分からん
ジャンルの本
が何冊か入ってました。

無人駅にはよく、小さい本棚が置いて
あって地元の方が本を寄贈してたり
するモノですが、ああいう風には出来
ないのか?と思いましたクラ駅長です。

責任の所在色んな問題はあるかも
知れませんが、コレでは分かりにくい

さて愛知こどもの国ですが、こども汽車がある「ゆうひが丘」にきました。

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汽車はココのエリア1周約7分で走るようです。

…よく分かりませんが宇宙っぽいイメージ顔出し看板がありますね。
「銀河鉄道999」以来「汽車=宇宙」という一般的には不自然なイメージ
を持っちゃってる人が一定数いる事は事実でしょう。

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乗り場の案内に、使われてる機関車と客車詳しい説明がありました。

…私はてっきり「ドコかの引退車動態保存してる」もんだと思って
ましたが昭和49年ココ用に新製されたものなんですね。

日本国鉄の蒸気機関車は、新製車としては昭和22年C59型が最後
昭和62年頃の「鉄道ファン」の記事で、台湾の専用軌道向けに小型の
タンク機関車が完成した。ような記事が載ってたのを覚えてます。

協三工業という会社は確か、元は軽便鉄道向けの車両を作ってた
会社だった筈ですので、こういう仕事は得意なのかも知れません。

料金は1人300円。共通の「乗り物券」が3枚必要です。

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券売機で300円分の券を買ってホームに入ります。
基本的には土日や学校の長期休期間で、概ね20分毎に走ってるそうで、
「ソレに合わせて」来ないとイカンので調整に苦労しました。

「しおかぜ」というヘッドマークを付けたB型の小型機関車が、何両か
客車
を牽いて停まってます。お正月なのでしめ縄の飾りがありますね。
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運転席を覗いてみると、罐の投入口とか各種の弁とか、小さいながらも
「本物の構造」である事が分かります。

石炭後方のスペースにストックされており、真ん中が凹んでますから、
運転室内に通じる口がある筈ですね。

まだ少し時間があるので、続いては客車なども見ていく事にします。

→次回に続く



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No.4350 鉄道保存施設を探る

愛知こどもの国を探る ①

2019/01/22(Tue)

夜間に仕事してて、運賃としてコノような100円玉を貰いました。
左の画像の左側一般的なやつ。)

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日報灯しかナイ暗い環境では判然としないのですが、可能性として…

① 平たい部分をめっちゃキレイに磨き上げてある
② 平たい部分を油性ペンで黒く塗ってある

何れかでしょう。何回もしつこく見直してであると判断したの
ですが(ツイートした)、会社に帰って改めて見たら何と①なんですよ。

どんな手段を使えば、ココまで胡散臭く磨く事が出来るのか?
密かに色々と実験酸性の洗剤とか?)してみようと思うクラ駅長です。

さて愛知こどもの国です。
名鉄蒲郡線同名の駅を降り、まずは駅前案内図を見てみましょう。

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カナリ広い敷地があり、園内は幾つかのエリアに分かれてるようです。
恐らくは丘陵地帯自然の地形そのまま活かした構造なんでしょう。
ココから最寄りの入口までは1km程度の距離なようですね。

…という事で歩いて行くのですが、土曜日なのにやはり人が居ません
お昼は過ぎてるもののまだ早い時間なのに、何でかしらね?

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ともあれ入口に到着しました。…しかし切符売り場ありませんね

昭和49年愛知県政100周年を記念して作られた施設のようですが、
どうやら一般的なテーマパーク違い半官半民みたいな(現在はNPO
法人の経営
)施設のようで、大きな敷地囲んで入場料を取る筋合い
のモノではナイようです。

…そして昨今の流れアニメ調のキャラによる顔出し看板なんかも
ありました。「こどもの国」にしては対象年齢高くない?

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ココまで来るのに電車内ガラ空きだった割りに、結構な賑わい
です。殊にスケート場が混んでるのは季節的なモノでしょうが、どうも
殆どの客が車で来るらしく、駐車場もカナリ埋まってました

…やはり愛知県車社会な土地柄なんでしょう。と納得しました。

で私が用事があるのは、スケートではなく蒸気機関車です。
園内の「ゆうひが丘」というエリアを一周する「こども汽車」というのが
ソレのようなので、そっちへ回ってみましょう。

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園内を巡回する「ランドトレイン」という乗り物があるのですが(鉄道
ではなく汽車に似せた自動車が何両かの客車を牽引する乗り物)、
時間が合わず歩きました。カナリ遠かったぞ

同園の「こども汽車」は、遊園地の乗り物としては珍しく本物の蒸気
機関車
なのだそうで、保存施設に当たるのか何なのか…まだ分かり
ませんが取り敢えず乗りに来たという次第です。

「こどもの国」「こども汽車」おっさん1人で?
名鉄カルチャースクールでも36歳のアイドルを筆頭におっさん約20名
で押しかけたぐらいですから、まぁイイかなとも思います。

→次回に続く



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No.4349 鉄道保存施設を探る