新・駅長日誌

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謎の謙遜表現

2009/05/15(Fri)

私が子供の頃に生きてた祖母の話。

この人は、今となっては「歴史」の部類に入るであろう明治の人である。
確か1901年(明治34年)の生まれだったと思うのですが。

で、昔の田舎とは言え、割と裕福な農家で育ったらしく、
当時としては珍しく女学校を出たという学歴らしいんですが…

「○○さんは桜井(市)の女学校やけど、私はバラケツ学校。」
と、やや自嘲気味に言ってた事があったらしい。

「バラケツ学校」?…その妙な語感に惹かれて、21世紀の世の中に
調べてみる事にしたんです。翌朝も早いと言うのに。

まず「バラケツ」である。
これは神戸あたりの方言で、不良とか愚連隊を指す語としてあるらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%BC%81

で、学校
祖母が女学生だったのは1910年代だと思われますが、当時の奈良の田舎に
そうそう学校の数はないし(大阪や京都は当時の感覚では遠すぎる)、
今と違って学校そのものが珍しいから、学力(や品性)にもそう大きな差は
ないと思うのですが…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E4%B8%80%E8%A6%A7

該当しそうなのがないんだよな。
確かに「桜井女学校」は歴史的・地理的にもいい位置に存在してるんだけど
それは違うんでしょ?

要するに「○○さんはいい学校を出てるけど、
私はガラの良くない大したことのない学校。
って感じの謙遜表現だと推測されるのですが…

どうでもいいってばどうでもいい事なんだけど、気になって困る
どうやったら調べつく?

No.810 ○○について考える