新・駅長日誌

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I can not 能登半島

2008/12/10(Wed)

何となく急に、「石川さゆりの演歌」が聴きたくなったんですよ。
季節的なもんか…私が「そういう歳」になったからなのかも知れませんが。
で、ブックオフへ行って、手頃なベスト版を買ってきました。

ついでの事に彼女がマドンナ役で出てる「トラック野郎」の10作目
借りてきて(20代前半かな?)、その可愛らしさに萌えたりしながら…
また私は、ある歌詞が気になってるワケです。

「能登半島」という曲でして、
有名な「津軽海峡冬景色」のカップリング曲のようです。
参考:http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=3551

① 若い女が、好きな男の居る能登半島へ向けて旅をしている。
② 現在の季節は「夏から秋」、時間帯は「夜明け間近」である。
③ 景色が「通り過ぎて」いる。
…②までだと、その場面が「海岸に面した旅館など」の可能性もある
ワケですが、③が加わると明らかに「乗り物で移動中」ですわな。

時代的な事やら、登場人物の年齢性別「夜が明ける」という時間帯
また他の曲のイメージからして、コレは道路交通ではなく
「夜行列車である可能性が高い」ワケです。

当時(昭和50年代)は今とは違って、
国鉄ではかなりの本数の夜行列車が走ってました。

能登へ向かうのは…直通はなくて乗り換え駅の金沢までとして、
東京からだと特急「北陸」急行「能登」
大阪からだと、青森行きの特急「日本海」は時間的に無理があるから、
急行「きたぐに」で、うっかり乗り過ごしてしまった場合とか…。

当時、勿論私はもう生まれてましたが、まだ行動力のない幼児ですから、
「このぐらい時代の国鉄で旅をする事」に、実現不可能な憧れを
持ってるんですよね。

タイムマシンが出来たら行ってみたいもんです。

No.654 ○○について考える